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第258話 NOside ページ8

真っ暗闇の中銀時は
暖かな温もりに包まれた

意識が少しづつ浮上してくるにつれ
誰かの声が微かだが耳に届く
聞きなれた声がひとつ、ふたつ…みっつ

ーさ…んー

ーぎ、ん…んー

途切れ途切れだがはっきりと聞こえてくる
その声に答えるようにうっすらと目を開けると

「しっかりしてくださいよ銀…」

「!!」

「あっ!!」

目の前には3人の顔があった
眼鏡の新八、日輪の息子晴太、夜兎族の神楽
この3人が揃いも揃って銀時の顔を覗き込んでいた

新八「銀さんんんん!!!!」

晴太「良かったよぉぉぉ!
このまま死んじゃうのかと思ったオイラ!!」

神楽「アホアルか
銀ちゃんがこれ位で死ぬわけないネ」

晴太「だって三日三晩も
眠りっぱなしだったんだよ!?
それに幾ら銀さんでもこんな酷い傷…!」

三日三晩ずっと寝ていたのかという疑問
最後に見た奴の顔が離れないという疑問
今1番の疑問は1つ

銀時「…おい
…俺なんで助かったんだ
どうやって吉原(こんなとこ)まで
戻ってきたんだ」

いくら銀時でも
あのまま自分の足で戻ってこれるとは
到底思えない
だからこそこんな所で寝てるのは
おかしいと思うのが普通だ

話によると
【ブスっ娘クラブ】という所にいるらしい
どんな趣味だと思いつつも銀時はそこへ向かった









「俺はね
整ったビルより崩れかかった廃墟や
得体の知れない洞窟に美をかんじるんだ

おたく
すんごい廃墟じゃん
人っ子1人いないじゃん
どうしたのこれ巨神兵でも攻めてきたの

何このふたつの洞窟
何でこんな上向いてんの
さしていい?
電子レンジのコンセントさしてチンしてもいい?」

銀時はそこに入るなり
前髪お化けらしき人物の頭を蹴り
呑気に飲んでいたその人物を吹っ飛ばした
見事にゴシャァァン!!と言う音が響き渡った

蹴っ飛ばされたその男は
頭の後ろを擦りながら起き上がる
前髪お化けこと服部全蔵

服部「てめぇぇぇぇ!!
命の恩人に何しやがんだ!!
海からてめぇら拾って
ここまでひきずってくんの
どれだけ大変だったと思ってんだァ!?」

銀時「何が命の恩人だテメーコノヤロー
人が死にかけてる時に高みの見物キメこんでた
やつに言われたくねーんだよ」

服部の胸ぐらを掴んでは
そう言い放っ銀時

服部「なんで俺が
お前のピンチに助けに入る理由がある
それに俺ぁべっぴんの女にゃ興味ねーんだ」

銀時「てめー
あんな所で何してやがった
月詠は?
あの後どうなった
楓乃音はどこ行きやがった
俺と一緒に居た筈だろ」

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設定タグ:銀魂 , 万事屋 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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智琉深 - 続き楽しみにしてるね! (2020年2月14日 2時) (レス) id: 236b4e0967 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:龍央 | 作成日時:2020年2月14日 2時

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