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第281話 NOside ページ31

それから数日が経った
あれからというもの
吉原復興のためにワイワイと
賑わっていた

「大分復興が進んできましたね」

そして今彼らがいるのは

《茶屋 ひのや》

日輪が経営している店に来ていた
奥から神楽、銀時、楓乃音
向かい合うように座っているのが
奥から晴太、新八、清美、鬼翔

周りの様子を見ながら
新八はそう口にした

清美「良かったです
この分じゃそうかからず
元の吉原に戻りそうですね」

晴太「みんなの協力のおかげだよ」

鬼翔「確かにそうだな
被害を最小限に食い止め
奇跡的にとは言え
死者を1人も出さなかったんだ
色んなヤツらに感謝しねぇとな」

楓乃音「…お前が感謝とか…
明日槍でも降るんじゃねぇ?」

鬼翔「降るか!!!
つか真顔で言うな!真顔で!!」

清美「まぁまぁ…汗

…だけど安心したよ?
楓乃音が無事に帰ってきた時」

楓乃音「姉貴…」

清美「すぐ無茶するんだから…」

鬼翔「清美も人に言えねぇだろ」

清美「え?
わ、私無茶してる?」

鬼翔「危なっかしくてほっとけねぇ

…けど
だからこそ命張って護りたいと思える」

清美「…鬼翔…」

ふっと軽く笑うと
鬼翔は清美の頭をポンポンと
優しく撫でた

その様子を見てか
なにか思い立った楓乃音は
ふと、今この場にいない人物の名を出した

楓乃音「ところで服部はどうした」

日輪「あぁ、あの忍者さんにもお礼言わなきゃね
また来るかしら…」

銀時「そこらへんの
ブス専キャバクラで
飲んでんじゃね?

で、楓乃音は
なんだってアイツ探してんだ?」

楓乃音「ん?
いやちょーっとばかしな
釘刺すの忘れててよ」

銀時「は?釘?」

その時ふと銀時の
頭をよぎった言葉があった

“虫の息だったお前に
あの女、楓乃音つったか
人工呼吸したんだ”

数日前、服部に言われた言葉だ
好意を寄せている人物から
そんな事をされれば
嫌でも意識をしてしまうわけで

楓乃音「まぁ、気にすんなよ」

何食わぬ顔で楓乃音はそう言うが…
やはり気になってしょうがない銀時
ソワソワとし始めたその時新八が
話題を月詠の事へと変えた

新八「それにしても月詠さんの様子は
どうなんですかあれから」

ナイスだ新八!
などと思っている事は知らない

日輪「うん
傷は癒えたんだけど
心の傷の方がね

…あれから部屋で塞ぎ込んでるの」

清美「無理もないですよ…
あれだけの事がいっぺんに起こったんですし」

日輪「えぇ…
それに責任を感じてるみたい
自分のせいでこんな事態になってしまったって」

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設定タグ:銀魂 , 万事屋 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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智琉深 - 続き楽しみにしてるね! (2020年2月14日 2時) (レス) id: 236b4e0967 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:龍央 | 作成日時:2020年2月14日 2時

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