Silver Soul 【銀魂】ー俺達の生き様ー【Ⅴ】 (ページ6)

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第206話　新八side ページ6

「あなたたちが現在
所有するカードが
そのままこの勝負の
あなた達の手札になります」

ま…まずい…！！

いや
所有するカードがあなた達の手札になります
じゃないんだよ！！

こんなカード1枚も持ってないぞぉぉ！！

持っていないどころか

発売していることすら知らなかった

つーか知っててもこんなもん買わねーよ！！

…いや待て…！！こんなカード土方さんだって

持ってるわけがな…

「カードをグローブにセットし
シャッフルしてください

そこからランダムにひかれた5枚のカードが
このターンであなたが使える手札です」

･

･

･

ひっ、土方ァァァァァァァァァァ！！！

なぜお前がそれを

しかもあんなに沢山！！

あの土方さんが！！

あのクールが売りの土方さんが！！

お通チップスカードを

あんなにもぉぉお！！

“恥も外聞も捨て
それでも俺は自分を取り戻す

生半可な覚悟でオタクの覇王なんぞ
目指しはしないさ”

こちらに向けてくるその目が

その瞳にそんな覚悟が秘めている

土方さん…恐ろしき執念

まずい
カードがないんじゃ勝負にならない！！

「それでは決闘開始!!」

新八sideEND

新八「銀さん！！売店へ！！
お通チップスを！！
今すぐ大量に買ってきてください！！」

土方「フッ
やはり持ち合わせていなかったか！！
今更急づくろいで
カードを揃えたところで遅い
俺はお通チップス
第3シリーズまでのカードを
コンプリートしているんだ」

そして土方は新八の持ち手のカードが
揃う前にカタをつけようと仕掛けた
そのカードは『開幕五分前の憂鬱(センチメンタル)』だった

『開幕5分前の憂鬱(センチメンタル)』

説明→“ライブ開始直前の楽屋のお通
緊張感からかなりビリビリしている
隙あらば八つ当たりしてくる”

愛美「つかカード集める為とは言え
酷い被害にあった…汗」

鬼翔「あぁ、もう勘弁だな」

愛美･鬼翔「…もう二度と食わねぇ」

清美「…汗」

愛美「そりゃもう毎日が地獄だったぞ？」

鬼翔「買ってくるのはいいが
ことある事にチップスだけ渡してくんのは
鬼を通り越してただの餓鬼だ」

清美「“が、餓鬼って…汗”」

愛美「あぁ全くだ
鬼の副長が聞いて呆れるぜ」

清美「“そ、そんなに酷かったんだ…汗”」

鬼翔「酷いってもんじゃねぇよ
もう呆れて言葉も出なかったぜ」

楓乃音「税金泥棒の副長が
そんなんで大丈夫なのか」

ご最もだ( ˙-˙ )