Silver Soul 【銀魂】ー俺達の生き様ー【Ⅴ】 (ページ20)

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第220話　NOside ページ20

やってきた人物は山崎で
何故かラフな格好をしていた

山崎「あ、あの、姉御
仕事ならなんでラフな格好なんですか」

愛美「確かに黒は目立たないけど
悪の組織からしたら目立つだろ」

甘味処でお互い背中合わせに
腰を下ろし会話をしている

山崎「まさか…汗」

愛美「その、まさかだよ
…隊長を襲ったヤツらを見つけたかもしれない
だから試しに潜入捜査して欲しいんだ」

山崎「…汗」

愛美「違うなら違うでそれでいいんだ
でももし、隊長を襲った攘夷浪士が少人数で
まだ…どこかに身を隠しているとしたら…」

山崎「それがあそこに居る可能性があるんですね」

軽く頷くと
山崎は静かに立つと何事も無いように
その建物へと姿を消した

鬼翔「…姉貴」

愛美「わかってる
1度戻って隊長に…
…。
…いや、局長に話す」

お代金をその場に置くと
“ごっそさーん”
それだけ言い残し屯所への道を戻って行った

一方
鬼翔を見送った清美達は
深いため息が漏れていた
銀時は“暇”だってんでため息がこぼれ
新八は“仕事がない”ってんでため息がこぼれ
神楽は“お腹がすいた”ってんでため息がこぼれ
清美は“鬼翔が居ない寂しさ”でため息がこぼれ
楓乃音は“清美の事で”ため息が漏れていた

銀時「なんだなんだ？
みんなしてため息なんか着いて
そんなんじゃ幸せが逃げちまうぞ？」

楓乃音「お前が言うなお前が」

神楽「お腹空いたネ
銀ちゃんご飯」

銀時「俺はご飯じゃねぇぞ！？」

新八「神楽ちゃん
あんなに沢山食べたのに
まだ食べるの？」

神楽「あんなんじゃ足りないヨ」

清美「“食べることはいいこと”」

神楽「流石清美！
よく分かってるネ！！」

銀時「あー、清美さん？
うちの神楽に変なこと教えちゃダメよ？」

楓乃音「いつお前のになったんだ」

新八「いや、居候の時点で…汗」

楓乃音「そうかそうか
銀、お前にはそんな趣味が…」

銀時「ねぇよ！！」

清美「“そんな趣味が銀さんに…！？”」

銀時「ねぇからな！？」

楓乃音「いわゆるロリコンってやつだな」

銀時「おい」

清美「“神楽ちゃん
銀さんに何かされたらすぐ教えてね？
息子、蹴り上げるから”」

銀時「待って！！
ねぇ、待って！！
なんか物騒なこと書いてあった気がするんだけど！？」

神楽「大丈夫ネ清美
何かあれば返り討ちにするからヨ」

清美「“流石神楽ちゃん！！”(ｸﾞｯ」

銀時「誰かこいつら止めてぇぇぇぇえ！！！」

新八「なんて会話してるんですか
あなたたちは…汗」