第202話 親衛隊side ページ2
「あの、すいません止めてくださーい」
熱い砂漠を歩き
時々やってくる風は熱風を運ぶ
馬に跨ぎ背中に乗っているの女性、お通は
馬を止めろというのだ
寺門「あの、私もう帰りますから」
馬から降りての第一声がそれだった
新八「ちょっと待って！
ちょっと待って！！
あの、まだ始まったばかりなんで
もうちょっとあの…
え？なにか気に食わなかった？
なにか落ち度でもありました？」
こいつは何をわかりきったことを聞いてくるのだろうか
そんな目線を新八に送りながら答えた
寺門「ガンダーラ･ブホテルって何ですか
完全にいやらしいこと考えてるじゃないですか
むき出しじゃないですか」
新八「かっ、考えてませんよ！！
全然考えてませんよ
ガンダーラ…
…ブホテルだから
ブホテルだから」
必死に訂正するも
そういうことしか考えてない人は嫌いだと
そんな話を聞いていたナレーションの銀時
慌ててタイトを訂正する
『ガンダーラ☆ブホテル』
新八「何も変わってねぇよ！！
つのだ☆ひろ風になっただけじゃねぇか！！」
仕舞いには
新八だけではなく銀時までもが
お通の説得を始める
全然やらしいことなんてしないから
ちょっと休んでくだけだから
世界救うだけだから
寄ってちょっと休憩しよう
と言うのだ
ところがどんな言葉を並べてま
お通は“嫌です”の一点張り
ちょっと入ればいいから
先っちょだけでも…
と、見苦しくも足掻くナレーション
新八「ややこしい言い方すんな！！」
わかったわかった
そんなに言うならもういいわ
こっちだって世界救いたいだけなのに
そんな言われ方されたら気分悪いわ
新八「アンタナレーションで
普通に喋りすぎですよ！！」
もういい！！好きにしたらいい！！
そんなワガママ言う娘だとは
思わなかったわ
そんなやり取りを聞いていた神楽が
彼女、お通の方を軽く掴んで眉を八の字にしながら
口を開いた
神楽「謝った方がいいヨお師匠
ナレーさん怒ったら怖いヨ」
新八「ナレーさんって何だよ
お父さんみたいに言うな！」
プイッとしたお通を見て
タカティンまでも口を開いた
タカティン「謝リナ
私モ一緒二謝ッテアゲルカラ
ナレーサンニ謝リナ」
新八「なんでお前は
お母さん的な立ち位置なんだよ」
もういいほっとけお前ら
やし、じゃぁ日も沈みかけてきた事だし
俺達は今日はあのガンダーラ･ブホテル吉祥寺支店
にでも泊まるか
新八「支店あんの！？
つーかここ吉祥寺なの！？」
気がつけば目の前には…
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智琉深 - 続き楽しみにしてるね！ (2020年2月2日 22時) (
レス) id: 236b4e0967 (このIDを非表示/違反報告)
智琉深(プロフ) - 龍央の書く小説大好き！ (2020年1月18日 1時) (レス) id: f127ee41ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍央 | 作成日時：2020年1月17日 3時
