第139話 銀時side ページ39
今俺と楓乃音は
身動きが取れねぇ
あと残ってんのは…
多分あいつは今考えてる
どうすれば急所をつけるか…
“考えるより直感で動け”
そう言ってたろてめぇは
鳳仙「クク…
あの一瞬で殺気を読み木剣で我が一撃を防いだ上
後方に飛び衝撃を和らげるとは
デカい口を叩くだけはあるらしいな
あくまで
獅子は縄張り争いに負ければ縄張りと共に
己の保有する雌をも明け渡す」
「…ならてめぇが負けりゃ
日輪は放してくれんのか」
手に持った刀に力が入る愛美
鳳仙「貴様らは所詮
わかるか？
貴様ら侍にはもう居場所もその手で女を抱く
権利もありはしないのだ」
愛美「てめぇに決められる権利なんざ
ありゃしねぇよ
例えとっくの昔に
全部
なってたとしてもな
人ってなぁ飼われないと
生きれない生き物なんかじゃねぇ
自分の足があって自分の意思があって
アイツらはテメェの鎖に繋がれた
飼い犬なんかじゃねぇんだ」
鳳仙「まだ言うか
貴様ら
悪いのは何も護ることの出来なかった
貴様ら弱者なのだからな」
愛美「ならてめぇが負けりゃ止める権利は俺らにある
…そうだろ？」
鳳仙「貴様…」
愛美「この口黙らせてェって言うなら
その両手離してこっち来いよ
てめぇの弟子と同じ戦法で相手してやっから」
鳳仙「なんだと…？」
愛美「この国やら彼女達が
てめぇらに蹂躙される様なんざ
指くわえて見てるわけにはいかねぇんだ」
鳳仙「なっ…」
次の瞬間奴の目元から血が舞った
必死こいて探したさ
勝算に繋がる道を
アイツのキセルを手にした時
直感で体は動いてた
銀時「負けてなんかいねェよ
鳳仙「きっ…貴様ぁぁぁ！！」
目元を抑える手で楓乃音の首を掴んでいた手が離れる
そしてようやく隙がうまれた鳳仙を蹴り飛ばした
そして俺ぁ
力なく壁に体を預けたまま座りこんだ
楓乃音「ゲホッゲホッ…」
愛美「平気か？
…じゃないな」
清美「楓乃音！！
待ってて！今…」
銀時･楓乃音「来るな！！」
俺は今にも降りてきそうな晴太に
楓乃音は今にも駆けつけに来そうな姉に言った
銀時「何してやがるてめぇ
さっさと行かねぇか」
楓乃音「姉貴も一緒に行け」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
河上万斉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
レス) id: f127ee41ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
