第138話 銀時side ページ38
夜王鳳仙
コイツが夜兎の王と呼ばれた男の
力ってわけかい
神威「凄い凄い
あの夜王相手に10秒ももつなんて
こいつは面白くなってきた
頑張ってよお兄さん
俺応援したくなっちゃった」
応援だぁ？
銀時「舐めんじゃねぇクソガキ
10秒どころか天寿を全うしてやるよ
孫に囲まれて穏やかに死んでやるよコノヤロー」
鳳仙「貴様の天寿など
とうに尽きておるわ
この吉原にこの夜王に
たてついた時からな」
コイツさらに力強めやがった…！
骨が軋む
メキメキと筋肉が鳴き喚く
指1本、筋肉の筋1本たりとも
力を抜けねぇ
一瞬で潰される…！！
考えろ
何か策があるはずだ
何か…
ふと俺の視界に入る1つの木の破片
木？
…これだ！！
銀時「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ！！」
番傘持ってる手に当てることさえ出来れば
隙はできる…！！
ガン、と足元にあった木を踏みつけると
シーソーの如く反対側は跳ね上がり
野郎の右手にヒットして番傘から手が離れる
銀時「るぉあぁぁぁ！！」
その隙を見て俺は木刀を突き刺したが
鳳仙は番傘を軸に飛び上がると
俺が立っていたところに蹴る勢いで着地した
楓乃音「銀！！」
何とかクルクルーっつって受身をとって
次の攻撃に備えるが…何せ休ませてくれねぇ…！！
楓乃音に答えてやりたいが今はそんな暇がねぇ
コイツマジで俺を殺す気か…！？
呼吸すら瞬きさえする間もねぇ
一撃で
引き剥がされる
奴の手からあの馬鹿でけぇ
番傘を引き剥がせれば…
番傘を地面に突き刺してきたかと思えば
次はそのまま番傘を軸に回り俺目掛けて足を出す
その蹴りは俺が木刀振るう前に当たってしまうわけで…
銀時「うがぁぁぁぁぁっ…！！」
壁にぶち当たった俺は
奴の手に頭を鷲巣神にされて叩きつけられ
刀、木刀までもが手から離れた
晴太「銀さん！！」
一部始終を見ていた晴太は叫ぶ
神威「ありゃりゃもうおしまいか
つまんないの」
あー…こいつぁ…やべぇな
楓乃音「このやろっ…！！」
やめろ…楓乃音来るな…
楓乃音は2本の刀を手に
斬りかかるが空いている右手で
1本の刀を抑えるともう一本の刀は
奴の歯が捉えた
おいおい冗談じゃねぇ
どんな歯してんだテメェら
2本の刀を落とされた
楓乃音は奴に首を掴まれた
楓乃音「っ…！」
清美「楓乃音！！」
苦しそうに顔を歪める楓乃音を見て
楓乃音の名を叫んだ
両手に力が段々と込められる
銀時･楓乃音「ぐっ…」
力なく俺と楓乃音は
鳳仙の腕を掴んでいた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
河上万斉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
レス) id: f127ee41ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
