第126話 NOside ページ26
「待てぇ！！」
今現在晴太は
清美も一緒に百華の彼女立ちから逃げ回っていた
「ついに見つけたぞ！！
早くあちらに周り込め！！」
清美「晴太くん早く！！」
捕まる！
2人がそう思った瞬間
突然百華の彼女たちが血を流して倒れた
「「！？」」
「こんな所で何をしてるの？
ひょっとして
探してるのかい？」
清美「っ…貴方は…神威さん…」
清美の後ろにカタカタと
震えながらしがみつく神威
神威「アリ？
どうしたの？寒いの？大丈夫？
そんなに会いたいなら
人探しのついでだけど
死体の上に平然と立つ神威
神威「俺についておいでよ
会わせてあげるよ
もちろん人探しのついでだけどね」
晴太「お…おちょくってんのかよ」
清美「あ…アンタ…
私達の味方じゃない
…鳳仙の味方でもない
一体なんなんですか貴方は…」
晴太と清美の頭に過ぎるのは
神威と鳳仙が殺りあった光景
そんな時ザッと数人
百華の人達が現れた
神威「あいにく
吉原にも
興味は無いんだ
会いたくなった
あの夜王鳳仙を
腑抜けになる迄垂らしこんだ女に」
3人を取り囲むように百華が
彼らに武器を振りかぶった時
「百華とあろう者共が
3人に寄ってたかって…恥ずかしくないのか？」
晴太を肩に担ぎ
その場を離脱する
清美「ふぇっ！？」
清美？
神威に姫抱きで離脱( ˙-˙ )
晴太「あ、愛美さん…！？」
神威「…見つけた…♪」
愛美「…あー…勘弁してくれ」
呆れた感じの声で吐息混じりに吐き出す
それでもまだ百華の、彼女たちは
攻撃を仕掛けてくる為神威は清美を片腕で抱えたまま
天井の柱をつかみ下の彼女たちを見下ろす
神威「会いたくなった
吉原中の女達から太陽と呼ばれ
すがられる女に」
そう言った直後…
彼女たちの血飛沫が飛び散る直前
愛美は晴太の視界を遮った
神威は無事着地すると
清美をそっと下ろした
清美「え、あ、そ、の…
ぁ、ありがとうございます…//」
その様子を見ていた愛美は思うことがひとつあった
“鬼翔にバレたらヤベぇぞ”
そんなことも水知らず
神威は晴太の方に近寄ると
にこやかな崩れない笑顔で言った
神威「俺はどうやら今迄
探し人を間違っていたらしい
…さぁ会いに行こうか
吉原で最も美しく強い女に」
愛美「あんま危険に晒すなよ？」
神威「君とは後で…ね♪
また戦ってよ」
愛美「勘弁しろよぉ…汗」
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智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
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作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
