第119話 月詠side→万事屋side ページ19
最後になるやもしれん
…だからこそ一服したかったのじゃが
そんなわっちの言葉を
銀時「ダメだ
さっさとよこせ」
だから渡した
わっちのキセルを…
新八「銀さん！！
ホントに置いてくつもりですか」
銀時「…。
そんなに吸いたきゃ戻ってこい
必ず戻って吸いに来い
さっさと戻ってこねぇと
しゃぶり倒すからな」
楓乃音「ったく、素直じゃねぇやつ」
それだけ言うとわっちの前から姿を消した
神楽「…銀ちゃん」
今のわっちにできることは
送り出してやる事じゃ
神楽「ぬしらも早くゆけ
何度も言わせるな
わっちが身命をとして護るは日輪のみ
ぬしら如きを護るために捨てる命など
持ち合わせておらんわ、早く行け」
────そう
わっちは日輪を命を賭して守る番人
わっちの
吉原の
吉原に光を導く
月詠「…。
死ぬ覚悟は出来た、どこからなりとも来るがいい
何人たりとこれより先には通さぬぞ
参る」
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万事屋side
月詠の別れてからというもの4人は
煙玉を巧みに使い道をこじ開けていた
神楽「うぉらぁぁぁぁ！！」
銀時「どけこるぁぁぁ！！
てめぇら見てぇのに
構ってる暇はねぇんだよ！！」
楓乃音「急げ！！
夜王の元へ行けば
そこに晴太も姉貴も居るはずだ！！」
そんな時何かに感ずいた神楽
咄嗟に傘で攻撃を防ぐが吹っ飛ばされる
その犯人は…
「こいつは驚いた
誰かと思えばおたくら
あのガキを連れ回してた連中じゃねぇか
生きていたとはいやはや恐れ入ったね
団長が聞いたら喜びそうな連中だ｣
銀時「くっ…！
いよいよお出ましか」
「地球産にも少しは骨のある奴がいたってね
ひーふーみーよー…1人はもう殺ったとして
それで1人足らねぇな
これじゃぁジジイに、借りが返せな…」
神楽「おい寝ぼけてんじゃねぇぞ」
突然襲ってきた彼の言葉をさえぎり
神楽は彼をと言うにはあまりにも歳いってるが
ガタイのいいその男を“お返し”と言わんばかり
蹴り飛ばした
神楽「誰が地球産アルか
こんな田舎者達と
一緒にすんなヨ」
ペッと血を吐き出す
神楽「こちとら根っからの
シティー派ネ」
新八「神楽ちゃん！！」
「…まいったねこりゃ」
モクモクと立ちこめる煙の中
男は平然とした顔で顔を出した
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智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
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作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
