第123話 新八side ページ23
「どうした
あらびきウインナーはまだ出来んのか
ククッ…」
鬼翔「チッ…」
な…なんてこった
まるで歯が立たない
鬼翔さんは何とか食いついてるけど…
あの神楽ちゃんで軽くあしらわれてる
同じ夜兎でもこれだけ実力差があるなんて…
阿伏兎「
夜兎が動く時それはそこに血の匂い煙る戦場が
ある時だけだ
なーんて言われてたのは昔の話でね
なんて事はねぇ
こっちゃぁ
が…そちらさんは
まさかあのガキを助けるために？｣
神楽「…。
どこアルか
神威は…
馬鹿兄貴は何処にいるって聞いてんだヨ」
阿伏兎「…兄貴？
お前さんまさかひょっとして団長の…
…そうかお前さん
誰かに似ていると思えば団長の…」
阿伏兎は
団長である神威の面影と神楽を重ねるように
神楽のことを見る
阿伏兎「まいったねこりゃ」
コキコキと首を鳴らしながら
も喋ることは辞めない
阿伏兎「こんな遠い星で
偶然にも同胞に会えたと思ったら
よりにもよって敵方」
神楽「余計な心配要らないネ
アイツは…
私の事なんてなんとも思ってないアル
同族どころか家族さえ…
父親や妹さえ手にかけようとした
薄情者ネ」
阿伏兎「そこに部下と師匠も
付け加えておくといい」
鬼翔「助言するとこ違うだろ」
そう言い放つ鬼翔さんは
先程からずっと夜兎の男のことを見すえている
その目や雰囲気はどこか楽しそうで
獲物を見つけたオオカミのような目をしていた
それだけで僕はわかる…この人、本気だ
阿伏兎「どうやら俺達ゃ似たもん同士らしいな
あのバカに振り回されてる被害者
兄妹も部下も変わらんな
上がチャランポランだと
下がしっかりするもんだ」
神楽「そこをどくアル
バカやらかした
阿伏兎「悪いな
バカやらかした
お互いだっ足に力が入る
それぞれ身構えて向かい合う
新八「か、神楽ちゃ…」
鬼翔「あーあ
俺の入る隙ねぇじゃねぇか
…けどまぁいい機会だ見とくか」
一発目お互いの番傘がぶち当たり
凄まじい音が響く
神楽は叫びながら攻撃を繰り出すが
顔色を一切変えず阿伏兎は全ての攻撃を避けた
そして次の瞬間阿伏兎は神楽の傘が地に着いた瞬間
足で傘を片方の足で押え空いた足で神楽を蹴りあげた
ところが天井から勢い付けて降りてきた神楽は…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
河上万斉
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
レス) id: f127ee41ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
