第45話 NOside ページ45
会議で話に出た
天人やら過激派攘夷志士の動きを出来るだけ抑える為
真選組の彼らは見回りに足を運んでいた
沖田隊長?
愛美が強制的に引っ張り出してきましたが←
なんだかんだ言って愛美には甘い隊長
一緒ならサボらねぇだろ
という土方の助言で引っ張り出すことにしたのだが…
愛美「隊長」
沖田「なんでぃ」
愛美「なに…
…何堂々と公園のベンチで
昼寝しようとしてるんですか!!!」
そう、アイマスクを着用し
ベンチに座りいつもの昼寝スタイルになっていたのだ
沖田「見回りなんざ
土方の野郎に任せときゃいいんでぃ」
愛美「仕事しましょう( ˙-˙ )」
沖田「めんどくせぇ」
愛美「一言で終わらせないでください…汗」
そんなやり取りをしていると
1人の影が見えた
それは…
「税金泥棒が堂々とサボりか?」
この間近藤の件で世話になった万事屋の1人
楓乃音だった
愛美「ほら隊長、一般人にも言われ…
…あれ?その声どっかで…」
楓乃音「んぁ?」
そして愛美は気づく
一時期入れ替わった時に聞いた声の主だと
愛美「お前!!」
楓乃音「ん?
よく見りゃお前どっかで見た面だな…」
…
「「あ゙あぁーっ!!」」
楓乃音「お前!!」
沖田「ぁ?
なんでぃ、愛美どうした」
“愛美”という名前にピンと来たのか
楓乃音も気づいた
自分の姉と入れ替わった時に居たやつだと
愛美「その節はどうも
局長と副長が世話になりました」
楓乃音「いや、姉貴も世話になったみたいでよ
…じゃねえ!!
てめぇ!姉貴と入れ替わった時のやつか!!」
愛美「あ、バレた( ˙-˙ )」
楓乃音「バレた( ˙-˙ )
じゃねぇよ!!ツラ貸せ!!」
そう言って楓乃音は
そのまま手をサッと伸ばし愛美の顔を掴むと…
愛美「いてててててててっ!!!!!」
楓乃音「あの時はバタバタしてて出来なかったが
次会った時はアイアンクロー
かましてやるって決めてたんだよ!!
姉貴のからだで好き勝手じゃがって!!」
愛美「あででででででっ!!!!!
つか、誤解生むような言い方やめろよな!?
俺は何もしてねぇぞ!?!?」
発 情 期のヤツらみたいにギャーギャーと騒いでいると
昼寝かましていた沖田が口を開いた
沖田「おめぇ、楓乃音つったか?」
つけていたアイマスクを外し
楓乃音の方へ気だるそうに目をやると
楓乃音は見覚えのある顔を思い出し
手をポンと叩いた
楓乃音「あー
お前は…確か総一郎くんだっけか」
沖田「総悟でさぁ」
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智琉深 - もう最高すぎる(* ̄ii ̄) (2019年11月29日 2時) (レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍央 | 作成日時:2018年12月22日 13時