第40話 山崎side ページ40
それから数日後
Ω\(-ω- *)ポクポク
チ───(´-ω-`)───ン
真選組がしている葬式そこにある写真は…
ミントンを持った山崎だった
山崎「(ヤバイ
ヤバイイイイイイイイイ!!
完全に死んだことになってるよ俺!!
ま、まさかもう葬式まで開いてるとは…
完全に出遅れた…出るタイミングを逸した
あのあと結局姉御のお陰で助かったんだけど…
生存していたなんて知ってるのは姉御だけ!
マズイぞ…
今の今まで入院し
連絡もつかなんだことがバレれば…
…しかもこのタイミング
“すいませーん
やっぱ生きてました”
なんつって出てったら間違いなく粛清される
ヤバイよどうしよ!!
死んじゃおっかな
もうこれ死んだ方が楽じゃね?)」
そんな時近くに通り掛かった
ある人物が山崎に声をかけた
「…な〜にしてんだ山崎」
山崎「あ、姉御!!」
『馬鹿野郎ぉぉぉ!!
年寄り先に逝っちまいやがってぇぇぇ!!』
愛美「あれ、葬式もう始まってんじゃないの?」
山崎「そ、それが…ものすごく出ずらくて…」
鬼翔「ん?どうした入らねぇのか?」
愛美「お、鬼翔
山崎が入れないって言っててな」
鬼翔「なんでだ?
この葬式は犬の葬式だろ?」
山崎「え…?」
自分の耳を疑わずには居られなかった
そしてそれに追い打ちをかけるように
中から松平の声が聞こえる
『プー助!!
俺を置いていかないでくれぇぇぇ!!』
しーんとその場に流れる沈黙
愛美・鬼翔「…なっ?」
山崎「(何故に犬とセットぉぉぉぉぉ!!)」
もう一度山崎は
隙間から覗き込む
山崎「(セットつーかコレ…
完全に犬が主役じゃねぇか!!
犬のついでに山崎
弔っとくか的な葬式じゃねぇか!!
いくら地味だからって
それはねぇだろぉぉぉ!!
つーかなんで仏前に“ミロ”を備えてあんだよ!!
別に好きでもなんでもねぇよ!!)」
と心の中で盛大にツッコミを入れていると
“ミロ”をお坊さんが飲み始めた
山崎「(おいっ!!坊主!!
何俺の“ミロ”ちびりちびり飲んでんだよ!!
別に好きでもなんでもねぇけどやめろ!!
腹立つ!!)」
愛美「どうする鬼翔」
鬼翔「放置でいいだろ」
そう言ってそのまま2人は
その場を去った
それに気づかず山崎のツッコミは続く
山崎「(オイイイ!!
携帯切れェェェェ!!)」
『ぁん?
今松平のとっつあんの犬の葬式』
山崎「(俺の葬式と言えぇぇぇぇぇ!!)」
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智琉深 - もう最高すぎる(* ̄ii ̄) (2019年11月29日 2時) (レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:龍央 | 作成日時:2018年12月22日 13時