第29話 万事屋side ページ29
その言葉に
近藤はその場に立ち尽くすしかなかった
銀時「面倒だからてめーでやれって
ここまで連れてきた次第さ」
清美「途中で車から追い出そうとしましたよね
完全にあれ引きずってましたよね」
楓乃音「よぉ、あんたが近藤か
この間は姉貴が世話んなったな」
近藤「え、もしかしてそこにいるの
清美ちゃん！？
わああっ、清美ちゃん会いたかっ…
(ガチャ…ドォーン)←
…あべし！！！」←2度目
楓乃音「姉貴に近づくな変態ゴリラ」
近藤「ねぇ！ちょっと！殺す気！？
2回も殺されかけたんだけど今！！！」←
楓乃音「知るか」←
銀時「とにかく
俺たちの仕事はここまでだ
ギャラはてめぇに振り込んでもらうぜ」
その言葉に対し近藤は黙り込んだ
そして…
近藤「振り込むさ
俺の貯金全部
だが万事屋
…俺もお前達に依頼がある
これも遺言と思ってくれていい
トシを連れてこのまま逃げてくれ
こんなことになったのは俺の責任だ
戦いを拒む今のトシを巻き込みたくねぇ
俺ぁ伊東に注意しろという
トシの助言を拒んだ
更には些細な失態を犯したトシを
伊東の言うがままに処断した
こいつがそんなことになってるのも知らずに
こいつがそんな身になってまで
真選組を守ろうとしてたのも知らずに
プライドの高ぇこいつが…お前らに
頭下げて真選組託したのも知らずに…
すまなかったなトシ…
すまなかったなぁみんな…
俺ぁ…俺ぁ…大馬鹿野郎だ
…全車両に告げてくれ
今すぐ戦線を離脱しろと
近藤勲は戦死した
これ以上仲間同士で殺り合うのはたくさんだ」
清美「待ってください近藤さん
それじゃぁあまりにも…」
その時トッシーが突然
前にある通信機を取り全車両に繋げた
トッシー「あーあーヤマトの諸君
我らが局長近藤勲は無事救出した
勝機は我らの手にあり
局長の顔に泥を塗り
受けた恩を仇で返す不逞の輩
あえて言おうカスであると！
今こそヤツらを月に代わって
お仕置きするのだ」
そんな演説を聞き
スピーカーからは
「おい誰だ？
気の抜けた演説してる奴は」
と返ってきた
？「誰だと？
真選組副長土方十四郎ナリ！！」
投げ捨てるように
通信機を置く
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智琉深 - もう最高すぎる(*￣ii￣) (2019年11月29日 2時) (
レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍央 | 作成日時：2018年12月22日 13時
