いつでも君と。【銀魂短編集】

下の名前で呼んでみた【リクエスト】 ページ39

銀時「……！ なんだ？」

初めて呼ばれたので、なんだか照れる彼。だけど、それを悟られないように平静を装います。神楽や新八にはバレていたとか……？


土方「どうした？」

一瞬ぴくりと肩を揺らすも、何も無かったかのように振舞ってきます。本当は下の名前で呼ばれてとても喜んでいるんですよ。


沖田「なんですかィ？」

彼のポーカーフェイスは崩れません。でも、失敗だったか、と思う必要はありませんよ。少しだけ、耳が赤いですから。


高杉「……どうしたァ」

普段、下の名前で呼ばれないので反応が少し遅れます。下の名前で呼ぶなんて珍しいなァ、と紫煙を燻らせていて余裕そうですが、内心はそんなこと無かったり……。


山崎「は、初めて呼ばれた……」

嬉しくて少し涙目な彼。退、と何度も呼んであげましょう。彼は嬉しさのあまり、優しく抱きしめてきます。

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