気付いて！色柱様！！【鬼滅の刃】

第９話 ページ10

『あ゛ーー、疲れた』



任務から戻り、玄関に倒れこむ。
色屋敷が一番落ち着くな……１人だし静かだし。



「伝令！伝令！A、義勇、しのぶ、今すぐ産屋敷邸に集合！」

『げ、冨岡さんと胡蝶さんか……』



俺の話しにくい人ランキングトップ２が揃ってしまった…
もしかして合同任務なのか…？

さっさと行って帰ろう。



冨岡「彩部」

『うおッ！？！？と、冨岡さん……こ、こんばんは』



屋敷を出て移動していると冨岡さんが背後から声をかけてきた。
マジでビビった…




冨岡「これから任務だな」

『そ、そうですね…？』

冨岡「……」



この人、何考えてるかわからんから怖いんだよな…
極力関わりたくない…



冨岡「彩部」

『は、はい？』

冨岡「お前は胡蝶に好かれているらしいな」

『え？い、いや、逆に嫌われてると思いますけど』

冨岡「お前はどうやって胡蝶と仲良くなったんだ？」



この人話聞かねぇな……



『な、仲良くないですよ。睨まれたりするし…』

冨岡「俺は胡蝶と(できれば自分１人の力で)仲良くなりたい。お前は極力関わらないでくれ(お前は協力してくれなくていいから)」

『えッ…？』



ど、どういう事だ…？

もしかして……胡蝶さんと冨岡さんは恋仲なのか！？だからあんまり胡蝶さんに関わるなという警告なのか！？！？

だから胡蝶さんも他の男と関わりたくなくて俺にメンチ切ってたのか…！！



『す、すみませんもう二度と胡蝶さんとは関わらないようにします……』

冨岡「……？ そうか」

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