気付いて！色柱様！！【鬼滅の刃】

第３９話 ページ40

鬼の血鬼術が飛んでくる。
中にまだ残っている人もいる…！



妓夫太郎「妬ましいなぁあ。お前ら本当に。いい男じゃねぇかよ。人間庇ってなああ。カッコつけてなぁあぁ」

宇髄「まぁな。俺たちは派手で華やかな色男だし、当然だろ。俺は女房３人いるしな」

『その情報いらねぇだろ…』

妓夫太郎「お前女房が３人も居るのかよ。ふざけるなよなぁぁ！なぁぁ！許せねぇなぁぁ！」



ほら怒らせた…
頼むから挑発すんなよ…



妓夫太郎「血鬼術 飛び血鎌！！」



庇いながら捌き切れない…！
宇髄の技で下に降り、残っていた人達を抱き抱える。

この人たちの怪我した足じゃ、走れそうもないな…



『安全な場所に避難させてくる！！数秒だけ稼いでくれ！』

宇髄「おう」



それにしてもなんだ……左目がジクジクと疼く。
毒か…？一応耐性は付けてるが、完全に治るわけじゃない。



『ここに隠れていてください。決して動かないで』

「はっはい」



早く加勢しなければ…！



建物の上を移動する。
ここから奇襲を…！

すると、宇髄が指文字で合図を出す。


と、同時に宇髄が二体の鬼に斬りかかる。
女の鬼を蹴り上げて俺の方に寄越す。



妓夫太郎「俺の妹を蹴んじゃねえよなあ」

堕姫「このクソ野郎！！」


よし、チャンス…！！



『色の呼吸・弐ノ型 紅紫(べにむらさき)！！』

堕姫「！！」



しかし、宇髄の方は仕留め損なったようだ。
クソ…！！



宇髄「すまん！」

『いや、大丈夫だ。焦るな』

堕姫「ううう！！また頸斬られたぁ！糞野郎糞野郎！！なんでアタシばっかり斬られるの！？」


妓夫太郎「……お前らもしかして気づいてるなぁ？」

宇髄「……何に？」

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