遊戯王デュエルモンスターズの世界へ (ページ3)

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58話の続きページ3

美「えっ？バクラ！」
バ「え？な、何だこれは!?」
美「バクラ…」
バ「美姫！」
闇マ「ﾊﾊﾊ…貴様には見えるよな？テーブルに運ばれてきた活きのいい生け贄がよ…」
美「マリク！お前一体何のつもりよ！」
杏「ちょ、ちょっと何でバクラ君があんなところにいるの!?」
城「どうなってやがんだ!?」
闇マ「ﾁｯ他の奴にも見えてやがったか…まぁいい俺の生け贄はこいつだ」
美「もう１人のマリク！」
闇マ「勝利と敗北…それは快楽と苦痛の境界となる」
美「勝利と敗北…まさか！」
闇マ「ﾊﾊﾊ…勘がいいね。そうすぐに分かる…分からせてやるぜ！俺のターンドロー！速攻の吸血蛆召喚！プレイヤーを攻撃！」
美「なっ!?うわ～っ！」
美姫のLP3500
闇マ「速攻の吸血蛆は１ターン目から攻撃ができるのさﾊﾊﾊﾊ！モンスターの攻撃はプレイヤーに苦痛を与えそしてほら…」
バ「うわ～っ！」
美「バクラ！」
闇マ「ﾌﾌﾌ…失ったライフポイントの分だけ生け贄が闇に食われるんだよﾊﾊﾊﾊﾊ！」
美「くっ！」
闇マ「ライフが０になり生け贄の肉体が食い尽くされた瞬間、プレイヤーも究極の苦しみと共に闇に葬られる。それがこの闇のゲームのルールだ美姫」
美「マリク…お前！」
バ「うっ…うぅ…(ｸｿｯなんだ!?この痛みは)」
闇マ「あぁいいぞ…苦痛にもがけ！足掻け！そのたびに全身に快感が走るぜ。あぁ～！」
美(私のライフが０になったらバクラと獏良君の存在は闇に消える。そしてマリクを倒せばもう１人のマリクが犠牲となる！どうすれば…)
闇マ「美姫…俺達は千年アイテムに選ばれた者同士、ルールは負けた者のどちらかが消え去るフェアな戦いだ(なんてな…貴様を消しバクラを闇に引きずり込めば貴様ら両方の存在が消える。もちろん奴(バクラ)の器もな。だが俺の生け贄が闇に食われようが俺の存在は消えることはないﾌﾌﾌﾌ…)」
美「くっ…」
バ「戦うんだ美姫！この戦いに勝てば３枚目の神のカードが手に入る。それに俺は知らないが準決勝の時、見たものの謎が明らかになるかもしれない！」
美「バクラ…」
バ「マリクの邪悪な心を倒し、お前自身の光を勝ち取るんだ！」
美(ありがとうバクラ。たしかに…この戦いに勝たないとバクラを救えないし、あの時見えたものの謎も明かにならない。なら…必ず勝って３人を救う！)
城「ｸｿ！バクラの姿は見えるが一体どんな闇のゲームが始まったっていうんだ」