普段と違う休日 ページ11
―side宗
ランが出掛けてしまった…
みか「ラン姉居ないと寂しいなぁ…」
宗「それを言うな」
余計、寂しくなる…
僕は昨日買ったもので早速、マドモアゼルとランの衣装を作っている
みか「お師さん、1つええか?」
宗「なんなんだね、作業が進まないのだよ」
みか「ごめんなぁ…でも昼食どないする?」
……確かに…いつもランが作ってくれてるが…
キッチン覗くか…ん?なんだ冷蔵庫の前に貼られてる紙は…
【冷蔵庫に今日の昼食を作りました。ラン】
流石だね!僕のランは!
みか「ラン姉凄いわー」
マドモアゼル「用意周到ね」
みか「というか、もうお昼やな」ぐぅー
影片のお腹が音をたてたので、僕らはご飯を食べた
―――――――――
ランからメールが一切ない
そりゃ、メールしろ!なんて言ってないからだろうが…大丈夫か!?あんなオカマと小娘では僕のランが危ない!メールして欲しいが、命令したら折角ランが楽しんでるのに、それはそれで嫌だ!
と思ったら、ランから電話きた
話の感じからすると影片がメールしたみたいなのだよ。まったく失敗作のくせに、こういう時だけ勘を働かせる。
宗「あまり遅くなるなよ」
ラン【はい、わざわざ心配して頂きありがとうございます】ニコッ
ああ、その笑顔。きっと僕の大好きな笑顔をして君は僕と電話してるんだね。出来ればそれは誰にも見せたくない。でも僕が君を縛っても君は僕の命令にら逆らわなくとも、僕の大好きなその笑顔は変わってしまうんだろう…
僕はランの笑顔が好き、縛らない代わりに僕の大好きな笑顔をいつも見せてね
僕の愛しいラン
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2016年7月16日 21時