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第四話【アイドルの大変さ】 ページ18

空音side

完成したスイングを手に入れた翌日。

私はいつものように学校に行って授業を受けて家に帰ろうとした…

ところでストップした。


そういえば、響子先輩がなんか言ってたような。

確か「これから放課後はほぼ毎日、事務所に来てください」って言ってた。

そんな事をすっかり忘れていたため、ほぼ家の前まで来ていた。

あぁ、何故忘れていたのだろう。

いい運動にはなったけど、無駄なことしてしまった感半端ない。



まあ、とりあえず事務所に行こう。

そう思って回れ右すると、視線の先に凪帆がいた。


「そらねん、家の前で何してんの?」


「えっと…」


あれ、なんか前にも似たような展開あった気が…

いい言い訳タイムだ。早くいい言い訳考えないと。

そう思っていると、凪帆に言われた。


「ねえ、最近そらねんどうしたの? なんかアイドルしてる人たちと絡んでるし、挙動不審になること多くない?」


「えっ…? ええ…っと」


どうしよう。綿貫さんは誰かに話してもいいって言ってたけど、なんかバレるの嫌だな…。


「もしかしてだけどさ、そらねん…


やばい、バレる。助けて神様。夢なら覚めて。

あわあわしたって逆効果なのに。

そんな私の心情なんか気にせずに凪帆は言った。


「そらねん、ドルオタ?」


「はっ?」


「そらねんアイドル好きだから、アイカツプラネットでアイドルしてる人と一緒にいる。違う?」


何故そうなったかは知らないけど、とりあえず勘違いしてくれてよかった。

ごまかせそう。


「そっそうなの! 最近アイドルの沼にどっぷりハマっちゃって」


「なるほど〜。アイドルいいよね! あっ、買い物頼まれてたから行くね」


手を振って別れた。



はぁ… 危なかった。

いつか凪帆に言おうとは思ってるけど、タイミングは今じゃない気がする。

いつか言うから、いつか。



凪帆との会話という試練(?)を乗り越えた私に、これから大きな試練がやってくるなんて。

この時の私は知らなかった。



ーーーーー

いい言い訳ってiを四回押すんですよ。

なんの話やねん。

*→←*



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設定タグ:アイカツプラネット , アイカツシリーズ , アニメ   
作品ジャンル:アニメ
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なーちゃ☆ - 語彙力あって凄く羨ましいです!アイカツ大好きなので楽しみにしてます! (2021年8月6日 22時) (レス) id: 4df85653ff (このIDを非表示/違反報告)
ミア - もうすぐ一ヶ月経過しますが、大丈夫ですか? (2021年7月8日 23時) (レス) id: ee6c7afba5 (このIDを非表示/違反報告)
珠莉(プロフ) - ミアさん» 毎回コメントありがとうございます! メッシュを入れようとしましたが、現在イメージ画像に使わせていただいているメーカーは、メッシュを入れることができなかったはずなので、画像にメッシュを入れることはできないと思います... (2021年5月14日 22時) (レス) id: 259544e84a (このIDを非表示/違反報告)
ミア - アバター可愛かった。アニメを見て思いましたが、アバターの髪が2色使っていますよね?ソラの髪もメッシュをいれた方がいいと思います。 (2021年5月9日 20時) (レス) id: fe5a16e623 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - いよいよアバター!!!どんなアバターが完成するのか楽しみ過ぎ! (2021年4月25日 22時) (レス) id: fe5a16e623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠莉 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年3月13日 2時

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