いつか、絶対に。【進撃の巨人】 (ページ6)

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暫くリヴァイと昔の話をしていると、2つ結びの女の子と、薄い栗色の髪をした男の子…？男性…？が家に入ってきた。

　彼らはリヴァイと一緒に暮らしているとか。

　あのリヴァイに友達が出来るだなんて！

　そう、1人で軽く感動をしていると、なにかよからぬ予感がしたのか、リヴァイに軽く殴られた。いたい。

　「何笑ってやがる、気味悪ぃな」

　「…こんなに口も愛想も悪いリヴァイに、お友達できるとか｣

　

　「うるせぇな、お前は。」

　やれやれ、みたいな顔をして首を振るリヴァイ。

　
　酷い男！！

　「なぁ、リヴァイ。その子は一体…？」

　完全に2人の空間になっていた所に、男の子が口を開いた。

　
　「ああ、悪い。こいつは昔からの俺のダチだ」

　リヴァイが親指をこちらに向ける仕草をする。

　「えっと…。は、初めまして、リヴァイの友達のAです。」

　そう名乗ると、男の子はニカッと微笑んで、

　「よろしくな！オレはファーランで、こっちがイザベルだ。」

　「オレは自分で挨拶くらいする！イザベルだ！よろしくな、A！」

　なんとも元気がよく、愛想のある2人だ。

　リヴァイとは大違い…

　「てめぇ、いま失礼な事考えたろうが」

　「いたっ」

　頭を軽く殴られる。

　そういうところだよ、リヴァイ…。