同居人は有名人《ﾆﾉﾐﾔｶｽﾞﾅﾘ》 (ページ49)

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49、ニノsid ページ49

時間は12時。
まだ仕事中。

楽屋で弁当を食べながら、そわそわする。

べつに携帯はまだ鳴らないし。

約束の時間より早いけど。

あ～、そわそわする。

結局、何も言えなくて。
仕事だからと家を出た。

逃げたみたいな自分がなさけない。

はぁーっとため息をついた。

櫻『どしたの？』

翔ちゃんが近づいてくる。

ニノ『ん？べっつに。』

なんでもないように答えて、ご飯を食べた。

櫻『昨日あんなにいじめたから、忠犬ちゃん機嫌わるくなった？』

ニノ『そんなことないですよ。w』

櫻『そ？よかった。昨日楽しかったからなんかあったらやだったし。ねぇ、忠犬ちゃんなんで拾ったの？』

ニノ『ん？行くとこないっていうから。』

櫻『何、火事とか？w』

ニノ『まぁ～似たような感じかなぁ。』

櫻『なんだそれ。いつから付き合い出したの？』

ニノ『付き合ってはないですけど。会ったの三日くらい前だし。』

櫻『そうなの？！あんな仲よかったから意外。』

ニノ『そ？』

話していると、携帯がなった。

メールの音。

ディスプレイをみると、

ーーAーー

急いで携帯を開いた。