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46、ニノsid ページ46
泣きつかれて眠ったAをベットに寝かせる。
ベットに座ってAを見る。
涙のあとが頬にくっきり残ってる。
それを手でぬぐった。
ただの泥棒じゃなかったのか。
盗まれたものがない。
愉快犯ならまだしも、ストーカーかもしれない。
何もわからない。
誰も頼れる人がいない。
いや、一人でなんとかしようしてるって感じか。
怖かっただろうな。
相手の目的がわからないんだから尚更。
Aの頭をなでる。
柔らかい髪。
泣きすぎて腫れたまぶた。
少し高い体温。
単純に守ってやりたいと思った。
もう一度Aの頭を撫でてからリビングに行った。
ひとつため息をついてソファーに腰掛ける。
さて。
どうしよっかな。
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革ベルト
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作者名：空音
| 作成日時：2011年6月28日 3時
