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45、真相は ページ45
和が私の真横に座る。
震える手を握ってくれた。
ニノ『ゆっくりでいいから。』
息を吸い込み、うつむいて話した。
『あの日、家に帰ってから部屋を荒らされてたことに気がついた私は、しばらく玄関から動けなくて。
しばらくそこに立ち尽くしてたの。
そしたらガタンって音がして。
もしかしたら違う部屋の人かもしれないんだけど。
とにかく、怖くてアパートの外に出て警察に電話した。
警察が来て、泥棒だろうって話しになって。
とられたものがないか、確認して欲しいっていわれて確認した。
うちにはもともと高価なものはなかったけど。
でも、ノートパソコンとかもあったのに。
見るかぎり取られたものはなかった。
警察は愉快犯か、ストーカーの可能性もあるって言ってて。』
ボロボロと泣きながら話す私を和は抱きしめて
何度も大丈夫って言ってくれた。
ここまで感情を人前に出せたからかどんどん涙が出てくる。
そのまま、私は泣きつかれて寝てしまった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：空音
| 作成日時：2011年6月28日 3時
