同居人は有名人《ﾆﾉﾐﾔｶｽﾞﾅﾘ》 (ページ36)

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36、芸能人？ページ36

家につくと、買ったものをテーブルに広げた。

ニノ『明日まで休みなんだっけ？』

パンを食べながら、和が聞いて来た。

『うん。明日まで。』

ニノ『今日はなにする予定？』

『ん？？うーん、考えてなかった。掃除でもしとこうか？』

ニノ『いや、別にいいですよ。気持ちはありが
とね。じゃあ、暇なんだ。』

『うん。基本的にテレビみて過ごす生活だから。
働いてなかったらニートだよ。w』

ニノ『ふw敬語完全ぬけたね。』

ドキッとする。

『しゃ、しゃべりやすいから。普段はそんなことないよ？！』

ニノ『そんな焦らなくても。wうちとけてくれてうれしいですよ？』

アイドルスマイルにドキドキしながら、視線をヨーグルトに移してごまかす。

ニコニコしてる和が視界の端に見えるけど。
はずかし。

『なに？今日の予定なんてなんで聞いてきたの？』

ニノ『んー、暇じゃないかなっと思って。』

まあ、たしかに暇だけど。

ニノ『今日も早く上がれる予定なんだよね。8時くらいかな。なんか食べにいく？』

『え、いいの？』

ニノ『料理できない人でしょ？w』

『。。。簡単なものならできる！クックパットみるけどさ…』

ニノ『ぷぷw…。冗談だよ。今度つくってね？』

どき。
そんな笑顔ときめくじゃないか。

ヨーグルトをかき混ぜてごまかす。

ニノ『店決めたら連絡するから、携帯教えて』

目をまんまるにして和を見る。

ニノ『なに？』

『本当に芸能人？』

ニノ『は？』

『ダメでしょ。そんなに簡単に番号教えちゃ』

真剣に言ったのに。
和は大爆笑。

ニノ『家までいれてるのに、なにそれw』

まぁ、そうなんだけど。

すごく自然に番号を交換して

そして和は仕事に向かった。