渡辺と雪乃は共依存？ (ページ13)

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す。ページ13

渡辺「そんで、親の事件があってからはジャニーさんの家がトラウマになっちゃって、、。

ちょうど俺も一人暮らし考えてたからそれを機に一緒に暮らし始めた。

だから今もAと一緒に住んでる。

住んでるとこ秘密にしてたのも入所日隠してたのも過去のことがバレないように。

今日、A女の子の日なんだよね。この期間だけはめちゃめちゃ情緒不安定になるから昔のことを思い出すと今日みたいに過呼吸起こしたり、倒れたりするんだよ。

だから、気をつけてやって。

これ以上、あいつに苦しい思いして欲しくないんだ。

頼む。」

一通り話し終えて俺はメンバーに向かって頭を下げた。

深澤「翔太。話してくれてありがとう。今までひとりで雪乃のこと守ってくれてありがとう。これからは俺ら全員で守ってあげよう。」

ふっかの言葉に顔を上げると全員が泣いていた。

でも、その目には決意のようなものがあった。

きっと、Aもう大丈夫だな。

こんなにいいメンバーだもん。

宮舘「一ついいかな？」

ん？

返事をする代わりに涼太に目を向けると

宮舘「Aが1番信頼してて、今までずっと一緒に暮らしてるのになんで2人は話さないの？」

他のメンバーもそう思ったのか、あぁ確かに、と言いながら頷いた。

渡辺「あぁ、なんかAがジャニーズ入ってすぐくらいの時、いつも通り2人で話してたら周りにいた奴らが俺のこと悪く言ってたみたいでさ。

そしたらあいつ、昔のことが染みついちゃってるのか「傷つくのは私だけでいいから」って言って仲良くするのは家だけにしようって。

もちろん俺は気にしてなかったし反対したんだけど、あいつ頑固だし、「翔太がいなくなっちゃったら私、生きていけない」って泣きはじめちゃってさ。

それでしょうがなく了承したってわけ、」

多分自分のせいで俺が虐めらたら、俺がAのことを嫌うんじゃないかって思ったんだろうな、って思ったからそれ以上反対できなかったんだよなぁ。