トップアイドルは幼馴染～3～ (ページ2)

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ほんとはぜんぶわかってた

Aちゃんと「僕」の間になにがあったのか

ぼくは翔くんがただきおくをなくして

心がおさくなっただけのそんざいじゃない

あの時の「僕」はAちゃんに対しての

後ろめたさからのがれたくてしかたがなかった

そんな時にあのじこがあってそれがきっかけで

「僕」はどこかにかくれてしまった

そのうめあわせにぼくというじんかくが生まれた

あの日Aちゃんがなきながら

「どこにもいかないで」

そう言ったときぼくは

「僕」にはらがたった

こんなに【好き】なのに

きっと「僕」も【好き】なはずなのに

大切なAちゃんをなかせるなんて

たとえゆめのお話でないていてもゆるせなかった

だってずっとなかよしなら

そんな悲しいゆめは見ないでしょ？

だからぼくは少しでもAちゃんが

げんきになるように色んなところについていった

「ずっと一緒にいて」

その言葉のとおりに

でも

たまにAちゃんは悲しい顔をしてぼくをみるんだ

まるでぼくの中に「僕」をさがすように

それにきづいてる？

「僕」のこーこくとかCMをみると

声にはだしてないけど

「翔くん」

って唇が動いてるんだよ

さびしそうな目をするからそんな顔みたくないから

ぼくはAちゃんに話しかけるんだ

笑ってほしくて

ぼくはなかせないしどこにもいかない

みんなにヘタレなんていわせない

りょーりだってやってみせる

ぜっきょーけーだっていっしょにたのしめる

ぶきよーなんかじゃない

ぼくはずっとAちゃんに

・

・

ぼくの中に「僕」をさがしたりしないで

・

・

ぼくだけをみてほしかった

・

・

でもそのねがいはもう