トップアイドルは幼馴染～1～ (ページ44)

今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:127,815 hit

43 ページ44

「Aちゃんから抱きしめてくれるなんて僕嬉しい！」

「翔くん私のために頑張ってくれたからね」

そう言うとパッと顔を上げて少し体を離した

それでも翔くんガッチリと私を掴んでるけどね

「もう僕ね看病は完璧だよ！」

ドヤ顔で自慢してくるかわいいよ

「今度は焦らないでやるからね！」

「そっかそれは頼もしいね」

うん僕出来る！と嬉しそう笑う

さっきまでの真面目にニュース読んでた人と

同一人物とは思えない

「もう平気？お熱ない？」

コツンとおでこを合わせて言ってくる

ちょ！近いよやめて至近距離で見ないで！

翔くんの肌に比べたらカサカサなんだから！

でもよく見たらホントに綺麗だな～

パッチリ二重だし色白だしそして唇プルプルじゃん

私に分けて欲しいんだけど

「うん大分下がってきた･･･ね」

何となく唇を触ってみるとやはり弾力があった

「やっぱり翔くん唇プルプルだね羨ましいよ」

唇から目を離して顔を見ると何故か固まっていた

「翔くん？」

その言葉で我に返ったのかハッと目を見開き途端に

「ふ、ふぇ･･･Aちゃん」

顔が真っ赤になって口をパクパクさせている

「に、にゃんで？///」

動揺しすぎてるのか上手く喋れてない

「なんでってただ翔くん唇プルプルだなーって思って

触っただけなんだけど･･･嫌だった？」

そんなに嫌だったのかと思い聞くと首を勢いよくふって

「ち、ちぁうの！ただ･･･び、ビックリして///」

翔くんの方が熱があるんじゃないかと思う程真っ赤である

「そ、それにAちゃんの方が･･･」

「え？」

そこまで言うとガバッと抱きついてきて

「にゃんでもにゃいの！」

顔をうずめてしまったてか

「にゃんってかわいいね翔くん」

30代で言って許されるの

翔くんぐらいじゃないかと思う私は末期だろうか

「で、でも･･･そんなの言ったらかっこよくない」

「まぁ確かにかっこいいとは思わないけど

私はそんな事言ってもすきだけどな」

そう言うとチラッとこっちを見つめてきた

グハッ！顔が赤いからさらにかわいさがぁ！

内心翔くんのかわいさに悶えていると

「･･･にゃん」

Σ(°꒫°๑=͟͟͞)➳♡

「お、お風呂入ってくる！」

足早にお風呂場へと行ったが

私は暫く動けなかっただってだってさ

「何あの顔･･･心臓撃ち抜かれたんですけど」

顔真っ赤で上目遣いからのにゃん

何これ私を殺しに掛かってきてるの？