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「それに翔くんが私をその対象として見てるかもわかんないし」
「はっ？」
突然二宮くんがマヌケな声を出した
「翔くんは昔から私に甘えてきてるから
きっと今でも安心する幼なじみぐらいの
感覚じゃないのかな？」
「はぁ？あーもーなんでそんな考えになるのかなぁ！」
何故か軽くキレ始める二宮くん･･･なんで？
「あんなに好きって言ってんのに？」
「そうだけど･･･」
「なんで恋愛の方だと思わないんですか？」
「だって･･･」
翔くんには顔を真っ赤にするくらい
大好きな人がいるみたいだし
あぁまただ何だか分からない感情が湧き上がってくる
「だって？」
その言葉に応えようとすると
ガラッ
「っ！あ、ごめん翔くんが出てきたから切るね」
「は？え、ちょっ」
急いで切ると丁度リビングに入ってくる所だった
「Aちゃんどうしたの？そんな慌てたような顔して」
不思議そうに首をかしげる翔くん
「なんでもないよ」
「そう？」
「うんほら座って髪乾かすよー」
「はーい」
いつかこんな事も出来なくなるのかな
他にも素でいられるような人が出てきたら
「気持ち〜」
「はいおしまーい明日も早いんでしょ？寝よっか」
「うん！Aちゃん寝よっ」
「えー？私はいいや」
「ダメ！一緒に寝るって決めたもん！(ﾌﾟｸｯ」
「ﾌﾌｯ翔くん1人で寝れるでしょー？」
「ね、寝れるないもん」
「ﾊﾊﾊｯどっちなの？」
「知ってるくせにぃ
Aちゃんのいじわるぅ･･･(´；ω；｀)」
「ほらほら涙はダメだよ明日メイクさんが困るから」
「ｸﾞｽｯ優しくしてぇ･･･いじわるやー」
そう言ってしゃがみこんでしまった
「あーごめんごめん冗談だからほら顔上げて」
チラッと涙目の上目遣いで見つめてくる
グァッ！下からの攻撃がすごいよ！
お巡りさーんこれが成人男性ですか！？
女子よりかわいいんですけどぉ！？
「んっ･･･」
下から手を伸ばして抱きしめての合図
「はいはい」
私もしゃがんで背中に手を回すとギューっとしてくる
「･･･だぁっこ」
「無茶言わないでください」
「んふふ(*´ω｀*)
えー？昔は僕を抱っこしてくれたのにぃ〜」
「ﾌﾌｯ何十年前の話をしてるの翔くん」
抱きしめながら2人で笑いあう
翔くんの幸せが私の幸せだから
その時私は幼なじみとして
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ゆかり - しようちやんも大好きだよ (2018年10月31日 0時) (
レス) id: 971a33d799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐リス | 作成日時：2018年10月29日 16時
