抹消ヒーロー恋に溺れる3【相澤消太】

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〜相澤side〜

心操の洗脳にかかったA
脱力状態で目が見開いている

暫く見守っていると心操がAに命令を下す


心「...耳......触らせてくれ.........」

相「！？」


個性を使う程触りたかったのか？
Aは心操の元に近寄り頭を差し出す

心操が控えめに撫でれば、癖になったのか頬を緩ませながら触り続ける
..................相手は生徒だ、大人げないことをするもんじゃない.......

だが、個性を娯楽に使う心操を見逃すわけにも行かず、抹消を使う
意識がはっきりとしたAは心操から離れた


「そんなに触りたかったなら言えば良いのに...！！」

心「そう？じゃあ、触らせて」


言えば良いのかよ
俺の時は...いや、意地悪しただけだったな


相「俺も触らせて貰うぞ」

「え"」

相「なんだその顔は」


心操に頭を撫でられていたAの耳を触ると嫌そうな顔をされる
...俺だって普通に接する事はできる

すっ、と顎の下に手を伸ばすとゴロゴロと音が鳴る
...やめろ、バレたらどうする...


心「すごいゴロゴロ言ってますね...イレイザー猫の扱い上手ですね」

相「...............そうか」


悪くはないと思った

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