天使に好かれた少女 2【アイナナ】

天使のような人61 ページ22

陸「いや〜さっきはびっくりしたよ！
急にショートしたから…」




『もぅ！陸くんが悪いんだよ！？
私のほっぺについたクリーム食べるから！
ご馳走様って言ってくれる変な妄想して大変だったんだから！』




陸「っ！！も、妄想って…」/////





いや、それが本当のことなんだなぁ…
食べられた後なぜかご馳走様って言うイケボな陸くんが頭に思い浮かんでヤバかった。
いろんな意味でヤバかった…




陸「あ、それよりさ。灯里って曲二曲しかないよね？確か灯里に与えられた時間20分だからもう一曲入れたりしないの？」





『あー、そのことなんだけど二曲しかないから
私の好きな曲カバーしよかなぁ〜って思ってるんだけど変かな？』




陸「いや！全然変じゃないよ！なんて言う曲なの？」






『えーっとね、、、秘密！』ニコ






陸「えー！気になる！」




『ダメ〜！てゆうか陸くんと2人でこんなに話したの久しぶりだなぁ…凄い嬉しい』





陸「俺もっ！！」






あぁ、陸くんとおんなじ事思ってたんだ。
凄く幸せだな…こんな時間がずっと続けばいいのに。





陸「あ！俺たちそろそろ出番だから行かないと！」





時計を見ると今は6時前だ。
IDOLISH7のステージが始まるのが6時半だから確かにそろそろ言ってもいい時間だ。






陸「じゃあね！灯里また後で！」





そう言って陸くんは去ろうとする。




だけど戻ってきて私に近づいてきた。







chu







へ？…今キスされた…陸くんに……。




陸「じゃあね！！！」/////






照れた顔が夕日に照らされて凄く真っ赤に見えた。
こんなの… ズルい






『あ"ぁ"〜！！！ もう…するなら先に言ってよね……もっと一緒に居たかった。』







こうして私は1人になった。

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