私の平和な一日? の段10 ページ28
金、四、三、滝「はぁーい!;」
小平太のその言葉に疲れたように返事をする後輩たち
小平太「行くぞ雫!しっかり捕まってろよ!」ニッ
雫『うん!』ニッ
小平太はそんな後輩たちの返事も気にしないで今度は私に笑ってそう言った
私も返事をして同じように笑う
その後、忍術学園に戻って体育委員会(主に小平太)が仙蔵にこっぴどく怒られたのはまた別の話
〜夜〜
雫『…眠れない』
今日は色々あって疲れてるはずなのに…全然眠くない…
どうしようか…
眠れない時は…本でも読む?
でも、今は本なんて持ってないし…
…じゃあ、眠くなるまで動く?
う〜ん…小平太みたいに動ける自信はないし…
とりあえず学園内を散歩でもしようかなぁ
ということで、今は廊下を歩いてます
暗いしめっちゃ静か…
と、思ってたら一つの部屋が明るくなっていた
雫『まだ、誰か起きてる?こんな時間に?』
まぁ、私も人のことは言えないのだが…
少しずつ灯りのついた部屋に近づいて行くにつれて何やら声が聞こえてきた
「はぁぁああ!!?」
え、この声って…
私はそーっと襖を開けてみた
雫『……』ジー
文次郎「!、雫ッ!;」
留三郎「なんでこんな時間にここに…;」
やっぱりさっきの叫び声はこの二人か;
雫『いや、それはこっちのセリフなんですけど…』
伊作「いやぁ、なんか今日は寝つきが悪くて;」
仙蔵「みんな眠れなくて;」
長次「…ここに集まったわけだ」
雫『…なるほど;』
留三郎「雫はどうしたんだよ?」
雫『あ〜、なんか寝れなかったから散歩してたの』
文次郎「なんだ、雫も同じじゃないか」
雫『えへへ;』
小平太「雫も一緒に話そうじゃないか!」ニッ
(夢)『うん、でも何話してたの?』
伊作「委員会のこととか、日常的なこととか…あと、雫のこととか」
雫『え?私のこと?;』
仙蔵「あぁ、雫はいつもすごいという話をな」
雫『す、すごいとは…;』
小平太「毎日私が汚れたり怪我したりすると、いち早く気づいて洗ってくれたり手当てしてくれるとか」
留三郎「毎日みんなのために食堂で飯を作ってくれているとか」
伊作「僕と一緒にいていくら不運なことがあっても、ずっと笑顔で傍にいて慰めてくれるとか」
文次郎「俺たちが疲れてると、すぐに気づいて何かと手伝ってくれてるとか」
仙蔵「よく他の委員会の手助けをしてくれているとか」
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒糖さまでーす - スイちゃんのご友人のご友人さん、ずんだ餅さんの意見と同じですわかります尊い (2023年3月12日 1時) (レス) @page21 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - スイちゃんのご友人のご友人さん、その気持ちよくわかります?(´・ω・`)可愛いですもんね。所でてぇてぇ?って何ですか???コメ返お持ちしております (2023年2月22日 1時) (レス) @page42 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 伊作〔留三郎いつもすまない〕留三郎〔気にするな、同室じゃないか!〕のやり取りが可愛いすぎて消滅しそう(^^ω)てぇてぇ (2023年1月29日 20時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!留三郎とのお話を書いて欲しいです!更新、楽しみにしています!! (2022年1月12日 23時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き楽しみにしてますね (2022年1月9日 12時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんご x他2人 | 作成日時:2021年4月24日 19時