検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:77,547 hit

006.現実 ページ8

生徒2「あれ?いつも一緒にいるのに今日は一人?めっずらし〜」


別の子が来た。またその話か。せっかく切り上げようとしたのに。


生徒1「向こうに彼氏ができて振られたんだって(笑)」

生徒2「うっわ〜かわいそ〜」


なんか二人で盛り上がり始めた。そんなに面白いことか。
HRが始まりそうになり、そのまま席に戻る二人。


生徒1「Aちゃんって、あの子としか一緒にいるの見たことないし、他に友達いないんじゃない?」


生徒2「あ〜それで朝一人でいたのか〜(笑)ほんとにかわいそう」


生徒1「私もかわいそうで声かけたんだけど、あの子は趣味合わないし、ちょっと話するくらいしか...」


小声でいったのかもしれないが、聞こえてしまった。そんな風に思われていたのか。聞こえなければよかった。

007.共有の難しさ→←005.孤独の始まり



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
125人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白虎 | 作成日時:2018年8月8日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。