034.似た者同士 ページ36
それより、この人の目の下、ひどい隈...寝れてないのかな...?
A「あの、隈がすごいですけど、大丈夫ですか?」
独歩「え?あ...俺のこの陰気な顔があなたの目を害してしまったようですみません!...ほんと...この陰気な顔のせいできっといろんな人に害をもたらしているんだろうな...きっとそうだ...部下が仕事を失敗したのも...来る途中全く面識のない人に怒鳴られたのも...ひふみがドアを開けたのも...全部俺の俺の俺の俺の...」
A「うわぁぁすみません!私が何か変なことを言ってしまったのでしたらすみません!誰もそんなこと思ってないので戻ってきてください...」
寂雷「君たちはやっぱり似ているね(笑)」
A・独歩「え?」
寂雷「ここに来る前に、君に似ている知り合いがいると話しただろう?それが君の前にいる独歩くんだよ」
A「そうだったんですね」
独歩「不束者ですが...よろしくお願いします」
A「不束者だなんて、そんなことは思っていませんよ!すみません私が変にえぐってしまったみたいで...」
というやりとりをすでに何回か行っている。キリがないような気がしてきた
向こうは向こうで自分に非があると思っているから謝ってくるし、こちらもこちらで自分に非があると思っているので謝っている状態だ。
寂雷「まったく...君たちはまるで兄妹みたいだ...二人とも、実に興味深いね」
A・独歩「す、すみません」
寂雷「(笑)」
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作者名:白虎 | 作成日時:2018年8月8日 11時