もう500年くらい生きてるけど〈改〉【刀剣乱舞(ブラック本丸)】

や「休憩」 ページ29

「いつも無理はするなと言ってるだろう！

大体、あんたは軽傷の手入れに重傷の時と同じくらいの霊力を流して、消耗が激しいんだからな！」


いつもはおとなしい山姥切が声を荒げる。


「心配かけてすまなかったよ、まんば君。

どうしても、霊力の調整が苦手でね…

研修の際も小春君によく注意されてたよ、あっははは」

「そら、離れに戻るぞ。」

そう言ってAに手を差し出す。

「あいよ」

Aはその手を取り、山姥切に支えられて離れへと向かった。


そんな彼らの後ろから、


「こ、こりゃ驚きだぜ…」

と呟く声。




ーー離れ

「まんば君ありがとう。もう回復したから大丈… 」
「頼む、無理はしないでくれ…」


Aを引き寄せ続ける。


「あんたはこの本丸の希望だ。あんたが来てからここは良くなってきたと思う。

しかし、まだ心に闇を抱えている奴もいる。

俺の力だけではどうにもできないが、Aなら、皆んなを救えるかもしれない。

不死身なことはわかっている。だが、霊力の使い過ぎで疲弊したあんたを見ると、凄くつらい。


だから…」


Aは向き直し、彼の両手を握る。


「霊力の調整、努力するよ。いつも心配してくれてありがとう。」

「あぁ。」


Aを座らせ、鶯丸を呼び、茶と菓子を用いて休憩した。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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