もう500年くらい生きてるけど〈改〉【刀剣乱舞(ブラック本丸)】

け「虎徹」 ページ31

やがて蜂須賀虎徹が目覚めるが…


「兄ちゃんやめてよ！」

「浦島に何をした！」


Aに刃を向けた。


「手入れだよ。それ以外は何もない。急に顕現してしまって、すまなかったね。

久しぶりで疲れていると思うから、ゆっくり休んでね。

それと、部屋に戻る途中で光忠さんに声をかけてほしい。

今日の夕餉の数が変わるからね。」


とだけ言って見送る。

「ごめんね、Aさん…。」



彼らはそれ以上は何も言わず、部屋を後にした



















と思われた。



「切り捨て御免！！！」


見送り、背を向けたAの背後に、一瞬で近寄り


胴体を真っ二つにしてしまった。


「Aさ…」

叫ぼうとする弟の口を塞ぎ、急いでその場を後にした。












「Aさん、そろそろお八つの時間だよ。


あれ？Aさん……え……」



手に持っていたお八つが落とされた。


蜂須賀虎徹らが去った数分後、差し入れを持ってきた燭台切が、うつ伏せで血を流し倒れているAを発見した。



「Aさん！どうしたの…！？これって…」


Aの身体はこの数分間で胴体が骨格レベルで結合し、修復をしていた。

しかし、まだ内臓や筋肉は修復が追いつかず、剥き出しの状態だった。


霊力を使い、一度切られているせいか、Aは意識を失っていた。


「Aさん！…お願い、目を覚まして…！！」

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あずきいろ

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