※クロスオーバー注意 ページ40
＊
｢――お待ちしておりました、審神者さま!!わたくしはこんのすけ、と申します!｣
｢…よろしく、こんのすけ｣
そう言って手を伸ばせば、素直に撫でてと言わんばかりに嬉しそうに尻尾を振る。なんだコイツ、犬か←
とりあえず、審神者としての名は…｢灰｣で良いか。
｢それでは、本丸の説明をさせて頂こうと思うのですが――｣
｢――いや、政府のお偉いさんからそっちの事情は聞いてるから…色々と。｣
｢そうですか…では、この中から、初期刀をお選びください｣
ちょっとばかし呆けたが、説明する手間が省けたので、良しとしよう。すかさず、今度は初期刀の選択である。
……さて、どうしたものか。
やはりここは、前世で初期刀にしたやつにするか。
何処ぞの弟が嫌いな奴に似てるけど、此奴は違うし。てかこいつの方が顔面偏差値高いし。←
｢……じゃあ、コレで｣
｢では、この刀に向かって強く念じて下さいませ!｣
言われた通りに、｢出てこい…出てこい付喪神…｣と心の中で呟きながら念じれば、持っていた刀が眩い光を出し始める。
あまりの眩しさに目を細める。
そして、光が止んだ後に、その姿があらわになった。
｢俺は山姥切国広。足利城主長尾顕長の依頼で打たれた刀だ。……山姥切の写しとしてな。 だが、俺は偽物なんかじゃない。 国広の第一の傑作なんだ……！｣
｢…そうか。お前がそう言うのなら、そうなのかもな。俺は審神者の｢灰｣だ。よろしく頼む、山姥切国広｣
白布から見える整った顔は、見れば見るほどあの黄色に似ている。中身全然違うけど。
イケメンというのは、何をしても絵になるというのはこのことか。ちょっと面食らったような表情でさえ、生えて見えるのだ。
｢…こんな写しの俺を選ぶなんて…あんたも変わってるな。｣
｢それは俺も思った。｣
そういや、なんでだろう。確かに他の刀剣男士も悪くは無いのだが…
なんというか。
｢(比較的)扱いやすいし、なんかウマが合いそう…?だし、あと知り合いに似てたから。｣
中身全然違うけどな!!(2回目)←
それを言うなら、何か龍馬の刀で似てるやつあったけど。あれは中身は何となく似てるけど見た目は眉毛だけだな。眉毛だけ。
｢あんた、変わってるな…｣
真面目に考えてたら、召喚早々呆れられた。…いや、何でだよ。
｢フルネーム(山姥切国広)じゃ呼びにくいから山姥でいい?｣と聞くと、すぐ様｢好きにしろ｣と返された。
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翠輝 - 賢治姉のキャラクターに引き込まれました。面白かったです、是非続きをお願いします。 (2016年9月26日 22時) (
レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - おらん時さん» お姉さんの怪力は元という設定でいきたい(真顔)←異能力はまた別のやつです←コメントありがとうございます！ (2016年7月20日 6時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
おらん時(プロフ) - デコピンに思わず笑ったぜ←…ん？賢治のお姉さんも賢治くんと同じ異能なのかな、じゃないと、あの賢治くんが悶えるだなんて…。新奥義(笑)私の新奥義はねぇ…h(ry← (2016年7月20日 1時) (レス) id: 07a8919c5f (このIDを非表示/違反報告)
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