検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:12,393 hit

ページ27





『よし、お前、あとで屋上な』←

「いや……そもそも屋上ないでしょう

えっと、因みに、ご職業は?」

『ふっ………これでも、高校で教師をしてたりする。』

「お、おぉ…………」



うちの両親と同じだ〜



『(驚くとこ)そこかよ!!』

「今更なんですけど心読むの止めてくれません?」

『無理(即答)』←

「あー、さいですか………」

『とにかく』


今、無理矢理話戻しましたね。


『私は、日々、周りの人への感謝を忘れないようにして生きてる。


………たぶん、学校の教師として、今も生徒たちを見ているから、余計にそう思うんだろう。


もちろん、私は今の現状に何の不満もない。

けれど、その現状が自分の力だけで到底得られたものでないことを知ってる。

だから、時々、頭を掠めるんだ。


朝ごはんのパンを齧ったとき。
休み時間に生徒と話したとき。
教頭の悪口を同僚と面白おかしく話したとき。
夜寝るとき。


あぁ、もう一度あの頃をやり直せたらな……なんて。』

「………それで、私を?」

『………とあるサイトが、たまたま(・・・・)イベント情報(何のとは言わない)を探していた私の目に止まって…


えっと………これだな。』


どこからか取り出した携帯(スマホ)を素早くタップし、そのサイトをみせてくれた。

そこには……



【アナタの人生に、悔いはありませんか?】

はい

いいえ



………なんだこの見るからにしてあやしいサイトは。


『……それで、興味本位で“いいえ”をクリックしたら、ここに居て、白草さん……君がいた訳だ。』

「興味本位って………じゃあ、もし【はい】を選択してたら私はここにいなかったと?」

『ああ、始めは私も【はい】にしたんだけどな

【ホントにそれでいいんですか?】の【はい】【いいえ】ループにハマって、パソコン閉じられなくなったから根負けして【いいえ】を押した』←



どっちみち選ばれる運命だったんですね!!そうですか!!((



『……と、言っても、私がやり直すんじゃなくて君がやり直すということに驚いたが。』

「……なんかごめんなさい。」



逆行じゃなくて成り代わりだったわけですか。それでその成り代わりする役目が私だと。
決めたのはどっかの神様なんだろうけど、悪いことしちゃったな。



『いや、君が謝る必要はない』

「……?」

〃→←〃



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (317 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:ネタ , アニメ , ユキ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

翠輝 - 賢治姉のキャラクターに引き込まれました。面白かったです、是非続きをお願いします。 (2016年9月26日 22時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - おらん時さん» お姉さんの怪力は元という設定でいきたい(真顔)←異能力はまた別のやつです←コメントありがとうございます! (2016年7月20日 6時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
おらん時(プロフ) - デコピンに思わず笑ったぜ←…ん?賢治のお姉さんも賢治くんと同じ異能なのかな、じゃないと、あの賢治くんが悶えるだなんて…。新奥義(笑)私の新奥義はねぇ…h(ry← (2016年7月20日 1時) (レス) id: 07a8919c5f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユキ | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年6月26日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。