〃 ページ27
*
『よし、お前、あとで屋上な』←
「いや……そもそも屋上ないでしょう
えっと、因みに、ご職業は?」
『ふっ………これでも、高校で教師をしてたりする。』
「お、おぉ…………」
うちの両親と同じだ〜
『(驚くとこ)そこかよ!!』
「今更なんですけど心読むの止めてくれません?」
『無理(即答)』←
「あー、さいですか………」
『とにかく』
今、無理矢理話戻しましたね。
『私は、日々、周りの人への感謝を忘れないようにして生きてる。
………たぶん、学校の教師として、今も生徒たちを見ているから、余計にそう思うんだろう。
もちろん、私は今の現状に何の不満もない。
けれど、その現状が自分の力だけで到底得られたものでないことを知ってる。
だから、時々、頭を掠めるんだ。
朝ごはんのパンを齧ったとき。
休み時間に生徒と話したとき。
教頭の悪口を同僚と面白おかしく話したとき。
夜寝るとき。
あぁ、もう一度あの頃をやり直せたらな……なんて。』
「………それで、私を?」
『………とあるサイトが、
えっと………これだな。』
どこからか取り出した携帯(スマホ)を素早くタップし、そのサイトをみせてくれた。
そこには……
【アナタの人生に、悔いはありませんか?】
はい
いいえ
………なんだこの見るからにしてあやしいサイトは。
『……それで、興味本位で“いいえ”をクリックしたら、ここに居て、白草さん……君がいた訳だ。』
「興味本位って………じゃあ、もし【はい】を選択してたら私はここにいなかったと?」
『ああ、始めは私も【はい】にしたんだけどな
【ホントにそれでいいんですか?】の【はい】【いいえ】ループにハマって、パソコン閉じられなくなったから根負けして【いいえ】を押した』←
どっちみち選ばれる運命だったんですね!!そうですか!!((
『……と、言っても、私がやり直すんじゃなくて君がやり直すということに驚いたが。』
「……なんかごめんなさい。」
逆行じゃなくて成り代わりだったわけですか。それでその成り代わりする役目が私だと。
決めたのはどっかの神様なんだろうけど、悪いことしちゃったな。
『いや、君が謝る必要はない』
「……?」
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翠輝 - 賢治姉のキャラクターに引き込まれました。面白かったです、是非続きをお願いします。 (2016年9月26日 22時) (レス) id: bfcd9a4d58 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - おらん時さん» お姉さんの怪力は元という設定でいきたい(真顔)←異能力はまた別のやつです←コメントありがとうございます! (2016年7月20日 6時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
おらん時(プロフ) - デコピンに思わず笑ったぜ←…ん?賢治のお姉さんも賢治くんと同じ異能なのかな、じゃないと、あの賢治くんが悶えるだなんて…。新奥義(笑)私の新奥義はねぇ…h(ry← (2016年7月20日 1時) (レス) id: 07a8919c5f (このIDを非表示/違反報告)
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