# day5 ページ6
……。
……………。
あの、
すっっっっっごい隣から視線を感じるんですけど。
お昼ご飯を食べ終わって午後の授業を受けていただけなのに
隣の席の平蔵さんからしぬほど視線を感じる。しかも少し殺気立たれていらっしゃるような気も……、泣
もしかして期限が一年だゲームだいう前にこの人に殺されるんですかね私
授業が終わって帰る用意をしている時もまだ見つめられ続ける。
ちょっと〜あんまり見つめられると照れるんですけど!!
……。
「……あの、何か御用、でしょうか…」
耐えられなくなってこっちから声をかけてみる。
平蔵さんはしばらく私を見つめた後……こう言った。
平蔵「旧校舎の方に空き教室があるよね」
「えっ…は、はい?」
そうなんですのね、初耳です()
というかこの流れ嫌な予感しかしないんだけど
平蔵「話したいことがあるから一緒に来てくれるかな?」
普通の女の子ならここで愛の告白を期待して舞い上がっていたのかもしれない場面。
だけど今の平蔵さんの目笑ってないんだよ終わった
平蔵「来てくれるよね?」
しばらく黙っていると、そう声をかけられる。圧がものすごい
「……ハイ、ヨロコンデイカセテイタダキマス」
今の私にはついて行くっていう選択肢しか取れなくて一緒に旧校舎に向かうことになった…誰か助けて
そんな私達を、見つめている人物がいることに私は気が付かなかった。
─────────────
空き教室に着く。
ここの学校の校舎は割とどこも綺麗なイメージだったけれど、旧校舎だけはどこか使い込まれたような雰囲気がただよっていた。
というかもう可能性0に等しいけどまだ告白の可能性信じていいですかね
そうじゃないとやっていけないです正直今すぐに逃げだしたい
「それで話したいことっていうのは…」
平蔵「うん。…じゃあ回りくどい言い方はせず単刀直入に聞くんだけど」
平蔵「Aさん。君は……一体誰なのかな」
スゥッ…と教室に私が息を吸う音が響いた気がした。
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み(プロフ) - ずはさん» 確かにあんな大胆な発言された後に双子とお勉強会ってちょっと浮気してる感あるかも…?笑 (5月9日 7時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
ずは - 空蛍に勉強おしえてもらえるのすごい羨ましいしすごい良いけど、放浪者にあんなこといわれたら断ってしまいそうな自分がいる… (5月6日 1時) (レス) @page45 id: 93d9269e65 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あさん» 楽しい時間をお届けできているようで幸いです、更新も頑張ります!thanks!! (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ずはさん» ヒャ…こういうの結構私の主観に基づいて書いてるのでそう思っていただけてとても嬉しい…ありがとうございます…🫶 (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
あ - まじで面白い!次の投稿待ってます! (5月4日 16時) (レス) @page44 id: c592e3767f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2024年2月22日 0時