# day26 ページ30
次の日
アルベド「こうだからここはこうなって…」
一時間目、理科の授業中。
「……」
ちらっと前遠くの席のウェンティを盗み見る。
なんでって昨日のことを話したりしたいし…
朝は話す時間ないんだよね…あの人、遅刻してくるから
そう思ってふとウェンティの頭上を見ると
「!」
ウェンティ:34
今気づいた、マイナスじゃなくなってる!!
感動でウェンティを見つめていると、隣からため息が聞こえてくる。
平蔵「君、真面目に授業受けてないでしょ」
「うぐっ、そんなことは…」
平蔵「そんなことあるよ。さっきからずっとウェンティの方見てる」
「それは…その…」
別に何かある訳じゃないけど見てるくらい良くない??って言い訳したい…
ん?それじゃ言い訳にならないな
私が言い淀んでいると二度目のため息が聞こえてくる。
平蔵「…こんなこと聞きたくないけど」
平蔵「まさかA、彼のことが好きなの?」
「……」
?
す…?
「…はぁ!?」
衝撃すぎて思わず大声を出して立ち上がってしまって、周りのみんなから変な人を見る目で注目される。うぎゃぁ!!!
アルベド「授業中は静かにしてくれると助かるな、Aさん」
「すっ、すみません…!」
うわああ恥ずかしい!!
顔に熱が集まるのを感じながら席に座ると、今度は隣から笑う声が聞こえてくる。
平蔵「あははっ!君、顔真っ赤だよ」
「誰のせいだと思って…!?」
私をはずかしめるのがそんなに楽しいか??楽しそうだね!??
平蔵の私への印象も最悪だろうけど私も平蔵の印象良くないからね、覚悟してなさいよ!!泣
平蔵「…A、あのさ」
「?」
間が空いて、平蔵が何かを言いかけた時。
キーンコーンカーンコーン…
「あっ、チャイム」
アルベド「それじゃあ終わろうか。各自復習をしておくように」
授業、終わった!
「ごめん平蔵、その話はまた後で!」
そういって私は急いで席を立ってウェンティの方に向かった。
空と蛍に捕まる前に話しに行かないと!!
平蔵「……。」
平蔵「…まぁ、聞く意味ないか」
その場に残された平蔵は、また人知れずため息をついていた。
鹿野院平蔵:−14
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二万hit千♡超えててにこにこの止まらない作者のみです。にっこり。
絵も別小説にたまにあげてるんですけど挿絵どうしようって事も一応ずっと考えてはいるのでまた話すかもです、よろしくお願いします()
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み(プロフ) - ずはさん» 確かにあんな大胆な発言された後に双子とお勉強会ってちょっと浮気してる感あるかも…?笑 (5月9日 7時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
ずは - 空蛍に勉強おしえてもらえるのすごい羨ましいしすごい良いけど、放浪者にあんなこといわれたら断ってしまいそうな自分がいる… (5月6日 1時) (レス) @page45 id: 93d9269e65 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - あさん» 楽しい時間をお届けできているようで幸いです、更新も頑張ります!thanks!! (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - ずはさん» ヒャ…こういうの結構私の主観に基づいて書いてるのでそう思っていただけてとても嬉しい…ありがとうございます…🫶 (5月4日 19時) (レス) id: e81bbd860b (このIDを非表示/違反報告)
あ - まじで面白い!次の投稿待ってます! (5月4日 16時) (レス) @page44 id: c592e3767f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2024年2月22日 0時