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八、ヘアバンド ページ8
尾「先生、なんの呼び出しです？」
『まあ、ちょっと目を閉じてごらんよ。』
尾「な、そんな職員室でいかがわしい。」
『変なこと考えてんじゃねえぞ。いいから。』
尾形がそっと目を閉じると、頭に違和感を感じた
『目開けていいよ。』
目を開けた尾形は目の前にある鏡に映る自分を見てキョトンとした。
『ヘアバンドは、ダメとは書いてないから。それあげる。お下がりだけど。』
尾「先生、やっぱ好きです。」
『や、やめてよ。と、とにかく、それで髪留めればいいんじゃないってこと。
教室に戻ってよし。』
尾形はふらりと職員室の扉に向かう
そして出る直前に純粋な笑みを浮かべて
「先生、ありがとう。」
と言い残して教室へと戻った。
『高校生っぽい顔もできるんだ。』
初めて木戸が尾形にときめいた日。
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マナ(プロフ) - すみません…あの…続き…続きをお願いしてもよろしいですか…？（尊泣） (2021年2月1日 1時) (
レス) id: 6125e9c7ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rizu | 作成日時：2020年5月26日 0時
