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4年の中頃までドラコはAをからかい続けたが、結局彼女にドラコが勝てることはなかったし、純血主義の者たちがマグル出身の者を虐げることも少なくなっていった。
彼らは成長したので、「嫌いなら関わらなければいい」と学んだのである。
さて、6年生になった。
ドラコはダンブルドアを殺すため、あらゆる手を尽くしていた。
しかし、何もかもがだめだった。
ダンブルドアの代わりに被害に遭ったのは、グリフィンドールの7年の女子と、ロナルド・ウィーズリーである。
ダンブルドアになど、届きやしない。
「…マルフォイ」
深夜、ドラコが必要の部屋を出れば、扉の横にはA・ガードナーが立っていた。
「…なんだ、穢れた血め」
この言葉を口にするのは久々だった。
それでも彼女はそれを気にも留めず、「…それでいいわ」と小さく応えた。
「やめなさいよ、もう。向いていないのよ」
「…何の話だ」
「…あなたがダンブルドア先生を手にかけるなんて、出来やしないって言っているの」
ドラコは何の話をされているのかわかっていたけれど、低い声で尋ねた。
すると、Aは小さく細い声でそう返す。
なんで知っているんだとか、どこでそれを知ったんだとか、そんなことはどうでもよくて、ドラコはAに飛びかかった。
穢れた血のお前に何がわかる！
杖はポケットにきっちりと仕舞われていたから、ドラコは素手で殴りかかるしかなかった。
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ぽれ(プロフ) - 貴方の作品が本当に好きです。話数は少なめなのにそれに劣らない綺麗な言葉選びに登場人物の心情表現が本当にずば抜けてて普通に泣けました。ありがとうございます……、 (1月24日 0時) (
レス) id: aeee7d47d3 (このIDを非表示/違反報告)
レネット(プロフ) - ドッ…ドッ…ドラコォ…。最高です、更新頑張ってください。 (2021年10月17日 23時) (レス) @page11 id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深海
| 作成日時：2021年10月10日 20時
