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第5話 ページ8

まふまふside


「い、いいい一緒に住むって…女の子と同居…あああ……」


一緒に住むと言われて思わずテンパってしまった

だって女の子と一緒に住むなんて初めてだし

なんていうか、その、どう接したらいいのか…

どう答えようか迷っていると


「あの、嫌なら別にいいんすけど」


そう言われてしまい、咄嗟に


「い、嫌じゃないよ!?た、ただその」


と、否定したがその続きが中々出てこなかった

僕が嫌がっているのを隠そうとしていると思ったのか


「別に隠さなくていいっすよ?
他にも一緒に住むの嫌だって人結構いたんで、慣れてますから」


彼女は悲しそうな笑顔でそう言った

そんな顔、して欲しくない

僕は彼女をなるべく優しく抱きしめて


「そんな顔、しないでよ」


と言った

好きな人のそんな顔は見たくない

Aは、悲しんだ笑顔もすごく綺麗だった

見惚れるくらいに

でも胸がキュッとなった

Aにも辛い過去がある

僕にも辛い過去がある

何故か僕はAに対して親近感を抱いていた


「…あの、まふまふさん」

「?」

「は、離してくれませんか」

「あ、ご、ごめん/////」


言われてから気づいた

そうだ、僕はAを抱きしめて/////

そう思うと顔が熱くなってきた

なんでこの子平気なの

も、もしかして慣れてるとか!?

…ん?

今、まふまふ"さん"って呼んだ?この子

え?

…えぇっ!?←

さん付けとかなんか慣れない

そ、それに好きな人には呼び捨てで読んで貰いたいものじゃん!?


「その、まふまふさんっていうのやめない?」


呼び捨てで読んでほしいという意味も込めてそう言うと


「へ?」


と間抜けな声を出した


「や、だからそのまふまふさんっていうのやめないかって」

「いやいやいや、はぁ!?」


なんかそこまで驚かれると傷つく


「さ、流石に呼び捨ては…」

「じゃあせめて敬語やめて!」

「えぇ!?」


いやだから、そこまで驚かれると傷つくんだけど

でもなんでそんなに嫌がるんだろう

僕の思ってることが分かったのか、Aはわかりやすく説明してくれた

…というか、完全に一緒に住むわけじゃないって言ってたっけ

え、僕完全じゃないのにあんな恥じらってたの!?

わ、なんか恥ずかし←

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水夜 - 面白いです!更新待ってますd(>ω<。) (2020年7月25日 15時) (レス) id: d3c4f80095 (このIDを非表示/違反報告)
闇猫少女(プロフ) - コメントもらえた、、、!ありがとうございます! (2018年1月4日 9時) (レス) id: 7103f62b97 (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - これからも更新楽しみにしています! (2018年1月4日 0時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇猫少女 | 作成日時:2017年12月16日 21時

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