死神に恋をしました (ページ7)

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第4話ページ7

貴女side

｢い、いいい一緒に住むって…女の子と同居…あああ……｣

一緒に住むということをお知らせしてからずっとあんな感じだ

そろそろやめてほしい

てか女の子と一緒に住んだことないのか？

資料には一応ないって書いてあったけど

…もしかして私と住むの嫌なのか？

まぁそりゃそうか

過去のこともあるだろうけど、死神なんかと住むのは流石に嫌か

｢あの、嫌なら別にいいんすけど｣

｢い、嫌じゃないよ！？た、ただその｣

｢…別に隠さなくていいっすよ？
他にも一緒に住むの嫌だって人結構いたんで、慣れてますから。
それに、住むっていってもずっと一緒って訳じゃないですよ？｣

｢…え？｣

｢何時から何時までって決められた時間、一緒にいるだけですから｣

｢決められた時間…｣

｢はい、嫌だったら嫌で、傷つくとかはないんで安心してください｣

今まで担当してきた人はクズが多かった

必ずしもいい人じゃない

そもそもこの世の中はクズがいるお陰で成り立っているんだ

最後のお願い…

なんでもいいとは言ったけど最低なお願いだったらどうしよ

過去に何回か、見た目が幼いからか変態ロリコンに私の初めてを奪われた時だってあった

過去のことを思い出して少し泣きそうになっていると

｢そんな顔しないでよ｣

いきなりまふまふさんが抱きしめてきた

…は！？

いやいやいや、イケメンに抱きしめられるとか私終わりました←

｢…あの、まふまふさん｣

｢？｣

｢は、離してくれませんか｣

｢あ、ご、ごめん/////｣

赤面してる

かわいい

結構な初ですね

純粋だったあの頃が懐かしい…

私にだって純粋な時があったんだよこのやろー

｢その、まふまふさんっていうのやめない？｣

｢へ？｣

｢や、だからそのまふまふさんっていうのやめないかって｣

｢いやいやいや、はぁ！？｣

いきなり何言い出すのこの人

私は死神であって貴方は人間

私は貴方のサポートをしに来たというか、担当しているわけでなるべく敬意を払わなければいけない

そう言われてきた

1回、｢バレるわけないでしょw｣って侮ってタメで行ったときは帰った時すんごい怒られた

あの時のボスの怒り様は凄まじかった

途中ボスの使っている鎌まで引き出してきたからね！？←

ほんと死ぬかと思ったもう怒らせないって一生心に誓った瞬間だったよあれは

｢さ、流石に呼び捨ては…｣