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zmside
誰かが盗聴していたのか、知らないが、
俺が報告した10秒後くらいに、ガスが降ってきた。
そこまで、接敵もしていないのに、
何故かとてもガスを被った気になった。
それは、皆同じようだ。
俺は、ガスに対する、免疫を付けているつもりだから、皆よりはましかもしれない。
皆に変化が出だしたのは、それから5分後のことだった。
何故か、ある1部の人達が騒ぎ出した。
目を凝らしてみると、仲間同士で刃物を触り合っている。
人は自分の命が狙われていると、敵味方関係なく、抵抗してしまう。
そして、それが連鎖する。
まずい。と思った。
急いでインカムで連絡する。
すると、同時にAの叫び声が聞こえた。
『今すぐ、撤退してください！お願いします！あれは、有毒ガスです！このままでは、内部から崩壊します！一旦安静な場所へ！』
それにグルッペンは、
gr「一時撤退だ!!!引き下がるぞ!!!」
呼応した。
もし、今までのAの行動が演技なのだとしたら……
そう考えてしまう自分が少し嫌になった。
第2防衛ラインまで下がる。
俺は初めて自分の隊にAが居ないことに気がついた。
もしかして、本当にa国に寝返ったのか？
俺はその考えを幹部全員に報告した。
すると、それに納得する者、しない者、様々だったが、1度状態を整えてから、
また、第1防衛ラインに戻ろうということになった。
何故か、a国が攻めてこない……
どういう事だ？
youside
私は貴方達を逃がせた。
敵味方区別がつかなくなるガス。
今なら、とっても都合がいい。
何故なら、周りに仲間が居ないから、区別を付けなくていい。
1対数10万？
とっても都合がいい。
殲滅すればいいだけ。
なのでお休み1対数10万の戦いの宣戦布告をしましょう。
a国の母国語で……
『えー、皆さんお元気ですか？
私は貴方達が知っている、
元暗殺部隊長のA・マリリーです。
しかし、今は我々国の幹部でございます。
何故かって？a国の醜さに呆れたからですよ。
貴方達はこの私1人を殺せば、殺した人は3つくらい昇格するんじゃない？
私はお前らを裏切った。
そして、幸せを手に入れた。
お前らは、その幸せを奪いに来た、侵略者だ。
私に幸せをくれた人達の害であれば、お前らは私の敵だ。
かかってきたまえ。
憎い、私を騙した神の手下共よ。』
私は貴方達をアイシテいます。
貴方達を守れるのなら、
命に替えてでも、
疑われようと、
この身を捧げましょう。
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作者名：黒猫 | 作成日時：2020年4月25日 16時
