8話 ページ9
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「うわあ、もう夕方だ」
ジョングク君に熱心に教えていたら、いつの間にか外は真っ赤に染っていた。
勉強の方はと言うと、やっぱり文法とかのところは一人でやるより誰かに教えてもらった方がいいらしく、
結構進んだ。
JK「……ごめん、付き合わせて」
「え!ジョングク君なら大歓迎だよ!」
少し言いにくそうにぽつりと呟いたジョングク君に、胸がきゅんと、いやぎゅぅんと高鳴る。
そういうとこ好きなんだよなぁ。
長時間座っていたから椅子から立ち上がるとお尻が痛い。ぐーっと伸びをするとジョングク君も真似して少し伸びた。
やだ可愛すぎる。
JK「………あのさ 」
「ん?」
JK「なんか、お礼する」
「え!」
いいのに。
てか至近距離で教えられたんだからこっちがお礼したいぐらいなのに。
「え、いいよ」
JK「いいから。早く」
「えぇ、」
少し急かしたように言いながら教科書やらをリュックに詰めていくジョングク君。
どうやら折れてくれ無さそうだ。
うーん。
「じゃあ、今日一緒に帰ろう!」
私がそう言えば、面食らったような驚いた様な顔をした。
JK「………そんなのでいいの?」
「そんなのだと!?私にとってはジョングク君と帰れるなんて神々に土下座したいぐらいの案件なんだよ!」
JK「…いや、でも」
「いーのいーの。さ、帰りましょー!」
別にお礼して欲しくて教えたんじゃないし。九割ジョングク君のそのお顔を至近距離で見たかったからだし。
まだ納得いかなそうなジョングク君の腕を引き、無理矢理大学から出た。
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すあ。(プロフ) - masumicky?さん» うわぁあお恥ずかしい…!修正させて頂きました。ご指摘ありがとうございます! (2020年5月21日 10時) (レス) id: 4e6a16514a (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - 39話で包装が舗装になっていて、せっかく面白いのに残念だなぁ…と思ってしまいましたm(_ _)m (2020年5月20日 23時) (レス) id: a8b3d20e63 (このIDを非表示/違反報告)
すあ。(プロフ) - ちみちゃんさん» ありがとうございます!これからもキュンキュンさせられるように頑張ります(^^) (2020年5月20日 17時) (レス) id: 4e6a16514a (このIDを非表示/違反報告)
ちみちゃん(プロフ) - このお話大好きです!!いつもキュンキュンしながら読んでます(´∀`)応援してます! (2020年5月20日 17時) (レス) id: cbbafdcd9d (このIDを非表示/違反報告)
すあ。(プロフ) - ちょあさん» ありがとうございます(泣)嬉しすぎて禿げました。頑張ります!! (2020年5月18日 17時) (レス) id: 4e6a16514a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すあ。 | 作成日時:2020年5月15日 11時