【ヒプノシスマイク】幼馴染み【入間銃兎】 (ページ5)

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動かない体が幸せページ5

「ったぁ……」

カーテンの隙間から漏れ出る光に刺激され、目を開いて体を起こすと腰が痛む。

恨めしげに銃兎を睨むが、彼は枕に後頭部を埋め、すやすやと眠っている。

敢えて力を込めて、彼の胸を叩く。

「ふぁ…………。それが本気か？弱ぇなぁ。」

欠伸をしながら目を開けた彼は、ふっと笑う。
次の瞬間、腕を引かれ彼の胸に顔をぶつけてしまった。

少し赤くなったであろう鼻を擦りながら涙目になっていれば銃兎は豪快に笑う。

そして彼は私の両腕を手に取り、自分の腰に回させた。
その後、自分の両腕を私の後頭部と腰に回す。

「何？今日お休みなの？」

「あぁ。だから今日は午後１時まではベットに埋もれてることにする。」

「腰触んないで。痛いの。」

「わりぃな。」

そう言いながら腰を優しくさすられる。
擽ったくて身を捩りながら声を殺して笑う。

「煽ってんのか、お前。」

は？

そう思っていれば、あっという間に私は組み敷かれている。

あれだろうか、声を殺して笑ったせいで喘いだように見えたのでしょうか。

そうして私は朝から彼と一つになった。