推しに憧れて活動始めたら推しの推しになってました【浦島坂田船】【志麻】

憧れ1 ページ3

♪〜〜

『ん〜、アラームアラーム』ﾋﾟｯ

『ふぁぁ〜ぁ、今日2限からか、志麻さんの歌みた聞こうかな、昨日新しいの投稿されてたし』

皆さん初めましてAです！
朝は推しの志麻さんの曲を流しながら学校の準備をするのがルーティンです！

『〜〜♪』

たまにこうして口ずさんでる時もありますw

『今日ワンマンのアクキー付けてこうかな〜ちゃんとケース付けて行かなきゃ傷付けちゃいそうで怖いけど』

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
『ん？織音から電話だ、ﾋﾟｯもしもし〜？どしたの？』

織「あ、A！今日何限から！？」

『え、2限だけど』

織「今日1限から学校いな！！一大事！！」

『は、はぁ？なに急に？』

織「いいからさっさと学校来て！！早く来て損はしないから！！」

『はぁ？分かったよ、すぐ行くわ』ﾋﾟｯ

(今日なんかあったっけ？予定帳とかにも何も書いてないけど…まぁとりあえず行くか)


織「あ！A！！やっと来た！！あ、今日アクキー付けてきたの！？ナイス！！」

『おはよ織音、どしたのマジで、今日何かあったっけ？』

織「聞いて驚きすぎてぶっ倒れないでよ？」

『？う、うん』

織「さっき応接室に年上組入ってったの見たのよ！きっと何かの企画で学生体験するか講話してくれるんだと思う！！」

『は？年上組？年上組って年上組？あの？』

織「そう！うちらの推しの！！」

『はぁぁ！？まさかwwなわけないやんwww学生体験とか企画でやるとして何でうちらの学校なのよw見間違いじゃないの？w』

織「いーや！年上組だったね！長年崇め続けてきた推しの顔を間違えるもんですか！！」

『えぇ…てか仮にそうだとして、うちらのクラスとは限らなくない？学食とか図書室とか利用するかもだけど早く来て声掛けたりとかしたって迷惑じゃない？』

織「今日何の講義からだっけ？」

『え？えっと、今日は〜人文かな？』

織「担当の笹原先生一緒に入ってったって言ったら？」

『…は？マジ？いやだとして他の時限の可能性もあるじゃん？？推しと同じ講義とか集中出来ないよ？w』

織「大丈夫、うちが隣にいる」

『それだけで心強いわ』

？「〜〜www」

？？「〜！〜〜w」

織『「ﾋﾟｸｯ！！！(この声…まさか！)」』

志「うらたさん学食とか覗いてみる？」

う「折角だし行ってみるか」

『…やべぇ、マジだ、マジでいる』

織「え待って無理、推しが、推しが喋ってる」

織『「生きててよかった()」』

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