32:私のスイーツは人魚姫 ページ32
昼食を食べ終えて少し休憩して、スイーツバイキングに向かった。
チラシを見たが、確かに高校生や学生…新社会人などが見れば、めちゃくちゃ高い高級なスイーツバイキングだろう。かなり奮発が必要とするはずだ。
場所はヨコハマで3本の指に入る程の超高級ホテルでやり、かなり有名なパティシエの辻中博斗さんが監修しているらしかった。
そりゃあ高いよね。けど、私には関係ない。 いくらでも何度も行かせてあげられる。
「ふあぁぁぁあぁぁっ!!凄いですよ治さん!!」
いつもの様にボソボソと控えめに感激していた。
「ふぁぁ…凄い数のスイーツが…美味しそう…!!可愛いスイーツがたくさん!!」
ごめんね、私には今めちゃくちゃ感激している君の方が可愛いよ。うん、めちゃくちゃ可愛いよ。このAちゃんも連写して撮る。
だって可愛すぎるもん!!
「早く選びましょう!!」
「私は大丈夫だよ、Aちゃんが好きなだけお食べ。食べたいだけ食べて。」
そう言うとAちゃんは嬉しそうにした。可愛いね。また撮った。私はコーヒーを入れて持って来て椅子に腰をかけた。その数分後にたくさんのスイーツが乗った皿を持って、Aちゃんが嬉しそうに来た。可愛いなぁ…私の天使は、人魚姫は…。
もちろん写真に撮った。
「美味しいです!!治さんホントにありがとうございます!!」
「喜んで貰えたなら良かったよ!!」
はぁー可愛いなあ…嬉しそうに美味しそうに皿に盛られたスイーツを食べるAちゃんは、ホントに幸せそうでめちゃくちゃ可愛いかった。
写真を収めるのは突然のこと。私のケータイは2台。1つは普通に使う用。もう1つはAちゃんと言う天使な人魚姫を撮るためのケータイ。だから容量が大きめになっている。
綺麗で美しく可愛い天使な人魚姫は彼女だけだろう。それ以外はそれ以下だと思う。
可愛いなあああああ!!
「治さん…これどうぞ…。」
「これ…かい?」
「はい…。」
私は抹茶ケーキとコーヒーケーキをAちゃんから貰った。
「Aちゃんは良いのかい?」
「私は食べました。」
「そっか…ありがとうAちゃん。」
あー天使な人魚姫から貰えるなんて…なんて素晴らしいことなんだろ!!写真に撮らなきゃ!!
このお店で多分スイーツじゃなくて、別のことに夢中になっているのは、多分私だけだろう。
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けらしあ(プロフ) - 初コメ失礼します!続編希望です!!とても楽しく読ませて頂きました。ありがとうございます (2019年9月27日 22時) (レス) id: 4b00fe55ba (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - 完結おめでとうございます!ラストで泣きました!ぜひ、続編も見たいです! (2019年9月27日 21時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 続編希望! (2019年9月27日 20時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
カト - 完結おめでとうございます!ぜひ探偵社編も見たいです〜! (2019年9月27日 20時) (レス) id: 2445f38454 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - 最終話が美しすぎました・・・!探偵社編もぜひ見たいです・・・!検討の程お願いします!まずは!更新お疲れ様でした! (2019年9月27日 17時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2019年9月18日 23時