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63：悪いところ ページ19
「A以外のみんなに伝えておくね…俺さ…年明けに海外出張…行くことになったんだ。」
「「えぇ！！」」
案の定みんなびっくりしていた。
「Aちゃんに伝えなくていいの？」
「その事なんだけどね…俺…さ…。」
決めたことを伝えなきゃ…
「Aにちゃんと言うよ海外出張のことは。自分の口から言うよ。」
「気持ちは？」
「好きって言わないの？」
「それは…。」
「やっぱり逃げるんだね。」
ニノにそんなこと言われても何も言えなくて…
ただただ俯くしかなかった。
決意したのに…
「じゃあ…翔ちゃんが海外出張の間に俺…Aにプロポーズするよ。」
「え…。」
耳を疑った。
「だってそうでしょ？伝えないなら俺がAと結婚しても良いってことでしょ？」
「それは…。」
良いわけない…
そんなわけない…
けどね…
「良いよ。」
そう答えちゃう俺の悪いところ。
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とあ(プロフ) - 素敵なお話ですね。楽しく拝見させてもらいました。 (2018年2月11日 0時) (
レス) id: a8b19414ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中二半の彼女は霜月さん
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月9日 0時
