6:サボる ページ6
嫌な書類整理などは部下や中也に任せて夜の仕事の方に専念する。
「おい太宰。テメェ仕事押し付けてんじゃねぇーよ。」
「中也?君の小さな脳にも分かるように説明してあげるよ。あのね?幹部はね?とーっても忙しいんだ。書類整理などは部下のする仕事だよ?幹部さまがそんなことしてる暇なんてないよ。」
よろしくねー。そう言ってその場を離れようとすると…
「っざけんな!!テメェの報告書だろうが!!」
「危ないねぇ…。」
頭蓋骨が粉々になるところだった…。
「とりあえず私は忙しいんだ。君がやっておいてよ。」
そう言って病院に向かうために今日も仕事をサボる。
後ろでギャーギャー叫ぶ素敵帽子の蛞蝓くんを無視して。
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ユリア(プロフ) - 霜月様、初めまして!お話読ませていただきました。主人公と太宰さんが別れたまま終わるかなーと思っていたのですが、ちゃんと再会できてよかったです! (2023年2月15日 13時) (レス) @page21 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年10月10日 22時